収納について考えます。(続き)
気持ちいい光の差し込むキッチン。
背面にある半透明な戸の中は、たっぷり収納です。
さて。
昨日から、収納のお話でしたよね。
とても大事にしていることなのですが、
計画する側含め、部屋を優先してしまったり、
曖昧な感じで収納量を設定して、計画してしまったり。
引っ越ししたときに、不足するのも。。
では。どうするといいのか?
いろんなやり方はあると思いますが、
私のやっていることが、とてもシンプルだと思うので、
ご紹介しておきたいと思います。
家づくりのヒアリングをする時、
収納について、いろいろと聞いていきます。
そもそも、具体的に聞かなければ、わかりませんよね。
ただ。
洋服を何枚持っていますか?
本は何冊お持ちですか?
といった、細かな聞き方はしていません。
おそらくですけど、数えている方は多くないでしょうし、
量が多いと、数える気にもなれないのかなと。
ちなみに。
私も、何をいくつ持っているのかまでは把握できていません。
では。
収納を見たりする??
いやいや。かなりプライベートな場所ですし、
お会いして、まだ浅い人に見せるのって抵抗あると思います。
なんだか。前置き長くなってしまいましたが(笑)
該当するモノの量を、収納している押入やクローゼットの幅
でお聞きするようにしています。
例えば。
それこそ、洋服のお話として。
今、洋服をしまっている収納の幅っていくつですか?
って。
測ったことないので、わからないかもしれませんが、
なんとなく感覚で、理解していることがほとんどなので、
それをうかがっていきます。
もちろん。
賃貸物件の間取りがあれば、なおよいのですが、
なくても、話を聞いていくと、想定できますから。
その幅で、今足りているのか。
あとどれくらいあると、足りそうか。
その幅を、出入口ドアの幅を基準に、聞いていく場合も。
今の収納が、おそらく、出入口ドア4本なのですが、
あと、何本のドアがあるとよいですか?
あと。
どれくらいの頻度で、洋服を購入されるかを聞く場合も。
返答に困る場合は、「今後」どれくらいかが予想できないからなので、
どれくらいのピッチで増えていきそうかを考えていただく
きっかけにしているんですよ。
もっといろんな聞き方あるのですが、
これが一番、聞かれる側にもストレスなく返答できると思います。
ちなみに。
このプロセスを、家につくろうとしている収納の
全てについて、聞いていくことになります。
実は、結構大変なプロセスかもしれませんね。
でも。
このプロセスなければ、当てずっぽうですから。。
家づくりはもちろんですが、ヒアリングもかなり
丁寧にさせていただいてます。
さて。続きは明日へ。