収納について考える。(続き×2)

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収納のお話の続きです。

やはり、収納って、気になっている方が多いんですね。

反響すごいですから。

それはさておき。

昨日は、ヒアリングの段階で、必要になりそうな容量について、

各収納ごとに、確認していくというお話でした。

昨日ご紹介したヒアリング方法。

それでも、ざっくりといいながら、結構精度高くお聞きできます。

それともう一つ。

お聞きする収納に、何をしまっておくつもりなのかも、

仮でいいのでうかがうようにしています。

例えば。クローゼット。

といえば、洋服でしょう。

もちろん、その通りなのですが。。

もっと違うモノを収納する方だっているはずです。

鞄がお好きな奥様であれば、大事な鞄を置きたいでしょうし、

靴が大好きな奥様やご主人であれば、箱ごとクローゼットかもしれません。

帽子好きであれば、型が崩れないような置き方したいですしね。

キャリーケース。

みなさんは。どこに置かれていますか?

洋服にまつわるものを置かれることが多いとは思いますが、

それ以外のモノたちを置かれるケースだってあるはず。

それにはルールがないので、住まわれる方が

どこに何をあると合理的なのかを考えていただくことになります。

クローゼットでいえば。

寝室や子供部屋に付随するクローゼットのほかに、

水回りの近くにファミリークロゼットを計画することも。

その場合、どちらに、何をどう分けて収納しますか?

なんて問いかけをしたりします。

以前、お客様で、こんな方いましたよ。

服を着替えるのは、いつもリビングなので、

リビングの脇に、大きなファミリークローゼットがあれば、

各部屋のクローゼットはいらない。

そもそも、クローゼットって、なんで各部屋にあるんでしょうね。

そんなお話でした。

こちらの方であれば、家のクローゼットは、

ファミリークロゼットだけで、他には必要ないですよね。

クローゼット一つとっても、人によって、必要量や

必要な場所等が、全然違ったりします。

当たり前ですよね。

生活スタイルが違うんですから。

この辺を、丁寧にうかがわないと、収納が余ったり、

不足したりすることになりますよね。

おっと。

ついつい長くなってしまいました。

明日に続きます。