ただいま手洗いについて④(見た目と機能性)
さて。
玄関に設置の手洗いについて、いろいろお話ししてきました。
既製品を使ってみたり。
お気に入りの陶器を採用してみたり。
手洗いでなく、洗面ボウルを使ってみたり。
今日は、その手洗いについて最終章です。
こちら。
玄関のところでご紹介した家の事例です。
白いボウルに、黒い水栓。
カウンター等なしで、壁に直接取り付けてあります。
エッジの効いたハコ型のボウル。
ミニマルなインテリアにピッタリです。
このボウル。
直線で構成されたインテリアなので、
とても相性がいいと思いませんか?
それと。
このボウルも、手洗いの大きさではなく、
洗面として使えるサイズに。
特に、カウンターもないため、
あまり小さいタイプだと、水が床に落ちますから。。。
玄関まわりに、あまりスペースが取れない場合に、
手洗いをコンパクトにと思ったりすると大変ですから。
しかもカウンターなしで、直接設置だとなおさらです。
もし大きさが気になるようでしたら、
こちらの事例のように、壁と色を統一して、
あまり目立たないようにするといいと思います。
それと。
洗面が取りつく、壁仕上げ。
そうです。水撥ねを考慮して、タイルにしています。
六角形のユニークなタイルを、その形ならではの
ユニークな感じではっていますね。
ただ、見た目だけではなく、水撥ねを想定して、
ある一定の高さまで貼るようにしています。
見た目だけでなく、機能性も大事にしたいですよね。
そうそう。
余談ですが。。
こちらの家の巾木(壁と床の取り合いの部材)。
すごく小さなアルミを使っています。
グレイッシュな床と馴染ませて、存在感がずいぶんと消しています。
どうかんじましたか?
最後に。
玄関周りに手洗いがほしいけど、掃除も楽にしたい!
そんな方には、こちら。
来客からは見えにくい場所に、既製品の洗面台!
やっぱり、既製品の洗面台って、よくできています。
「よく」というのは、特に清掃性ですね。
ゴシゴシ手洗いに、うがいや洗顔まで、
しっかりできますよ。
あとは、設置場所を考えればいいはず。
プランについては、設計士さんに相談しながら、
最善の位置に計画してみてください。
さて。
明日からは、別のお話しに進んでいきますね。