洗面台のお話し⑤(既製品でもおしゃれに)

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日ご紹介した黒い洗面台。

なかなかインパクトありますよね。

そのせいか、反響も大きかったようです。

サンワカンパニーというメーカーには、

いろんなデザインの洗面台があります。

機能的かと言われると、難しいものもありますが、

見た目のデザインは、しっかりされてるものが多いので、

ご興味あれば、サイト御覧くださいね。

その中で、お客様が採用された、こちら。

天板と引き出しの間が、「くびれ」ていて、

そこが黄色になっているのが、デザインのポイント。

その名も、「クビレ」ですから(笑)

色合いについては、好みがあると思いますが、

天板とハコがくびれていることで、天板の薄さが強調されてますよね。

そのおかげで、かなりシャープな印象になってます。

ちょっとしたことなんでしょうけど、「クビレ」てない場合と比べると、

違って見えると思いますよ。

こちらの洗面。天板とボウルは、人工大理石。

同じ素材ゆえ、シームレスになっていて、継ぎ目がないので、

掃除のしやすさは、とてもよいです。

ちなみに。

気が付いた方がいるかもしれませんが。

鏡の一角に黄色い何かがうつっていますよね。

こちらの家の洗面への戸は、原色の黄色!

それもあって、「クビレ」を黄色くしていたりします。

しっかりコーディネートはしています。

既製品の洗面台ということで、お話ししてきましたが、

最後に、こちらをご覧ください。

ぱっと見た印象はどうですか??

いやいや。

ズバリな感じで、既製品でしょう。

って思われた方がいるかもしれません。

でも。

ハコ型の収納鏡と、その上のおしゃれなブラケット照明のおかげで、

いかにも既製品という印象ではないのかなと思ったりしてます。

意外にも、ミラーキャビネットと一緒でなければ、

いかにも!ということは感じにくいかなって。

それと。

木目とか、グレイな色合いも素敵なんですけど、

ホワイトで統一してみると、ミニマルな印象になるかもしれませんよ。

ただし、周りとのバランスなので、

使い方間違えると、チープな印象になりそうです。

既製品の洗面台。

それも、選び方、見せ方しだいで、素敵に見せることって

できたりします。

いろいろ比較してみてくださいね。

さて。

明日からは、造作の洗面台をご紹介していきます。