洗面台のお話し⑬(かわいさ+スタイリッシュ)

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

このところ、洗面化粧台について、
いろいろとご紹介してきました、

見た目とか、機能性とか。
何を優先するのかで、いろんな選択肢があるので、
その辺を決めてから、進めていくとスムーズかも。

今日は、造作の洗面として最後に
ご紹介しておきたい事例のお話しをしていきます。

こちらです。

ピンクを基調とした色合いとか、
モザイクタイルが貼ってあったりして、
女性に、とても評判のよい造作洗面です。

ピンクといっても、グレイッシュな感じゆえ、
かわいさというより、スタイリッシュな印象ですしね。

洗面本体は、もちろんですが、
置いてあるチェアまで、しっかりとトーンを揃えているので、
おしゃれな感じがしっかり表現されています。

天板は人工大理石で、洗面ボウルとは色は異なりますが、
同じ素材なので、シームレスに仕上がるので、掃除もしやすいです。

掃除というポイントでいえば、壁出し水栓なのも
大事なポイントですよね。

引き出しの素材は、メラミン化粧板。
マットな質感とグレイッシュな色合いが、いい塩梅です。

引き出しに、ハンドルがなくて、掘り込みになっているのもポイント。
そのおかげでスッキリとしたミニマルな見え方になっています。

ボウル前の三面鏡は、パナソニックの既製品。
その脇の鏡は、三面鏡に合わせた高さにすることで、
一体の鏡であるような印象に仕上げています。

既製品、半既製品と造作を組み合わせて、お客様だけの洗面を
実現できています。

洗面スペースに、何に、どこまでこだわりを持つのか。
それによって、選択肢は異なります。

いろいろ比較検討しながら、設計士さんと相談しながら
自分らしさ溢れる洗面にしてみてください。

さて。明日からは別のお話しです。