浴室のお話し⑤(シャワーブース①)
昨日までに、浴室をつくる方法について
いくつかご紹介してきました。
なんだかんだいっても、コスパやメンテ性、
清掃性から、ユニットバスを採用される方が多いです。
特に。
掃除のことは、大事なポイントになっていて、
主要メーカーでも、その辺を意識した機能を
打ち出して、それを売りにしていますね。
もちろん、万人がそう考えるということでもないので、
その他の選択肢があったりしますから。
今日は、少し視点を変えたお話しです。
みなさんは、お風呂に入った際、湯船につかりますか?
日本人であれば、湯船につかって、つくろぎたい。
そう思われる方も多いかもしれません。
ただ。
よく、奥様から出るお話しなのですが。。
浴槽の掃除って、結構大変なんですということ。
人工大理石にしたり、ホーロー浴槽にしたりして、
汚れが付きにくくはなっているのですが、
全く掃除しなくていいということでもないですから。
お客様のお話しうかがっていると。
冬場は寒いので、身体を温めるために湯船につかります。
ただ、夏場は暑いので、シャワーだけなんですよね。
そんなお話しを聞くことが、結構あります。
その流れもあって。
浴槽なくてもいいんじゃない?
と考えたりするのも、一つの選択肢なのかなと思います。
実際。
新築の注文住宅で、浴槽のない浴室を設置したことがあります。
いわゆる、シャワールームですね。
普段は、シャワーのみでいい。
湯船につかりたい時は、銭湯に行けばいい。
そんな発想だそうです。
使うと掃除大変だし、毎日入らないし。
だったら、なくてもよいかもしれませんね。
採用されたお客様に、聞いてみたら、
全く困っていないですよ。
逆に掃除が楽になってよかったとのこと。
でも。
冬になったら、毎日銭湯になるのでは?
なんて思われた方がいるのではないでしょうか。
でもこれ。
ちょっとした先入観の場合が多いです。
古い家って、断熱・気密性能がよくなくて、
冬場、家全体が、寒くなっていますよね。
家の中にいるのに、寒い。。
もし、そうであれば、毎日湯船につかって温まる。
そう思うのが自然です。
もし。仮に。
冬でも、家の中が暖かかったら、どうでしょうね。
夏には、浴槽につからない方は、温まる必要がないから。
なので。
家の中が暖かいと、わざわざ湯船で温まらなくても、
よくなるケースもあったりします。
そう考えると。
もしかしたら、シャワーブースで全然いい!
という方がいてもおかしくないですよね。
ちなみに。
浴槽がなくなると、その分、何か別のスペースに
有効利用できますから。
あれ?
もしかしたら、シャワールームでいいんじゃない?
でも、せまっ苦しいシャワールームでしょう?
そう思われた方へ、最新のシャワールームのお話し
明日していきます。
お楽しみに!