サロン・会員制サードプレイスリノベーションの現場、程よい質感とイメージを生み出す為の経過時間、セカンド空間としての多角経営をデザインする設計の経過、現場打合せの時間。
リノベーションを進めている
会員制サロンデザイン設計の現場。
※床部分の下地工事と給排水の下準備配管、その他仮補強を終えた状態のリノベーション現場
美容室オーナー Mさま
設計監理 建築家 山口哲央
施工管理 株式会社 伊勢田工務店
前回の現場視察と打ち合わせから
解体も進み床全体の下地設置を終えたところ。
現時点での解体の状況を
オーナーのMさんご夫婦にもご覧いただき
実際に「骨組み」となったことで
予定とは異なる必要な補強部位のご説明など
一通り現場をご覧いただいてから
簡易的ですが
打ち合わせスペースで「リアル化」の検証。
現店舗の一階美容室への配慮もあり
遮音マットも現物をご覧いただき
事前検証の意味をその場で体感していただいたり。
机上での打ち合わせ設計デザインから
現場でリアルを確認しながら
設計当初の考え方と
現時点でオーナーご夫婦が「リアル」から感じ取る内容を
融合して再調整の時間。
リアルが始まる事で「見える」範囲も変化します。
僕たちは計画段階からこの状態や最終の着地点となる
完成後が見えています。
だけど住まい手さんやクライアントにとってみれば
プランや間取り図、イメージ図やCG、
模型そして設計図やサンプル類をご覧いただいても
全把握は難しいところ。
ドアが取り付くとどうなるのか?
壁が仕上がるとどんな距離感になるのか?
寸法値や近しい現場などを
事前にはご説明させていただいていても
やはり「リアル」が大切。
現場を体感する事で
住まい手さんや
今回の場合だとクライアントであるオーナに
入ってくる情報が異なりますから。
ショートカットせずに
現場となる「その場」でアナログですが
体感する時間を適切にデザインする工程で
工事を進めています。
色々な要素が空間に集まり
融合する事で建築は仕上がります。
洋服などのコーディネートでもそうですよね。
服の上下、上着、靴や鞄、
アクセサリーなど
単体ではなく服装としてコーディネートするときに
最後に持つ鞄や履く靴、被る帽子等で
雰囲気は変わりますよね。
口紅の色やチークの入れ方、
髪型の印象でもそうですよね。
素材や建材パーツの融合をリアルな状態で考え
そして反復する時間。
経過の違いは質の違いに反映されますよ。
カタチの結果を生み出す
クリエイティブな質は重要・・・・・。
新築も勿論そうなのですが
特にリノベーションは解体後の時間が大切。
日常的に「考える時間」は
設計の密度への変換作業
その密度を大切に。
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やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ
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お申し込みください。
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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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※解体を一通り終え仮補強の状態でオーナーご夫婦に現場状況をご覧いただく
※解体を一通り終え仮補強の状態でオーナーご夫婦に現場状況をご覧いただく
※遮音マットの現物をご覧いただく
※現場内簡易打ち合わせスペースでオーナーご夫婦を交えての打ち合わせ
※解体後の空間を実際に体感してリアルなサイズ感から生まれる感覚にて初期設定している部材や仕上げを再確認
※解体後の空間を実際に体感してリアルなサイズ感から生まれる感覚にて初期設定している部材や仕上げを再確認