間取りの考え方と暮らしの価値観に紐づけしながら住まいの在り方を考えるように、設計デザインの付加価値をどのような観点で用いるのかによって過ごし方にも大きな差が生まれます。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※郊外の心地よさを存分に味わう仕掛けを組み込んだデザイナーズ住宅・ビルトインガレージ(外観全景)

心地よさの感じ方は、

人それぞれです。

人の感覚によって

それらは大きく変わります。

基本的に僕の建築家としての仕事の一部には

住まい手さんやクライアントが思う

心地よさをキチンと解釈して、

建築物というカタチと空間を生み出すということです。

そこに出現させるからこそ、

求められる建築物が含む意味。

空間が心に与える意味をどのように

カタチとして生み出すべきか

個々の事案に対しても

含まれる意味の違い。

単純に「デザインがよい」ではなくて

住む事、使う事に対しての配慮と

過ごす事とそれらの付随する行為に対して

どのような価値観での心地良さと便利さ

そして快適性を「どこまで」持たせるべきか?

ハイスペックが逆に「使い辛さ」や「不便」を

生み出す要素にもなりますから。

暮らし方に「丁度良い」をどのふり幅で計画するのか?

様々な見えない範囲を可視化し

デザインに落とし込み「結果」としてのカタチの存在。

暮らしの充実度はそういった「程よさ」から

生まれると思いますよ。

間取りの計画・仕上げや素材採用は「ひととなり」です。

場所の持つ意味を

丁寧に仕上げるように。

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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※郊外の心地よさを存分に味わう仕掛けを組み込んだデザイナーズ住宅・ビルトインガレージ(夜間外観全景)

※リビングから続く芝生庭を愉しむウッドデッキ

※玄関ホールを拡張しビルトインガレージから続くタイルの通り土間

※和室床の間に設けた灯り作家との共作照明オブジェ

キッチンの手元を隠しつつ対面型のキッチンを提案した間取り・書斎などとしても使えるカウンターコーナーを併設

※吹抜けとリビング階段の併設で開放的なLDK空間・4.5帖の畳コーナーと薪ストーブも併設