間取りと暮らしの共感度を高く設計デザインするように、中庭のある家、コートハウスを計画する際には明るさのトーンに対する配慮と暮らし方のイメージを価値向上に。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※全体的にトーンが明るい色使いと白い空間で日光の反射を促し、間接的に暖かさや明るさや陰翳を取り込む中庭提案の設計デザインCG

中庭のある家、

コートハウスを計画する際には、

平面的な要素だけではなくて

光の入り込みをイメージしながら

立体的、断面的構成を

イメージしながら考えるように。

そうでなければ

中庭の良い面での効力を

発揮する空間ではなく

陰気な「空きがある」だけの

中庭となってしまいますから。

土地(敷地)の場としての効能と

建築の計画性が暮らしの環境に対する

良い意味での整理整頓と

効能の底上げであるように。

例えば二階建てで完全中庭の場合

6m近い自身の壁で囲まれることとなるため、

小さい中庭は

日が差し込むことのない空間となってしまいます。

そのため中庭を計画する際は

ボリュームを視野にいれて

高さ関係を把握する事。

それが難しいい場合は

適切な場所へ適切なサイズで

格子や半透明のスクリーンを素材に盛り込み

採光と通風を考慮するように。

そして視界としての見え方を

内側と外側の両方から意識した設計と間取りを盛り込むように。

平屋で中庭を配置する際は

3m角程の広さ以上であれば

日光は地面まで差し込みやすくなります。

小さいスペースでの中庭でも

日差しは入り込むことはありますが、

太陽高度の高い夏場に入りやすくなり、

太陽高度が低くなる

冬場の寒い時期には

全く入り込まない空間となってしまします。

その為、敷地(土地)周辺との距離感や

方位の特性、場の特徴をしっかり読み解き

適切な中庭となるように・・・・・・・。

なんでも「中庭」なら解決できる

という訳ではなくて

時には間取りと暮らしの環境を悪くする事もあります。

何より大切な暮らしの空間と

過ごす価値に対する創造性と想像性の有無。

間取りの計画・仕上げや素材採用は「ひととなり」です。

場所の持つ意味を

丁寧に仕上げるように。

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

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建築家 山口哲央
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