俯瞰で家づくりを考える、生活の基準を大切にしながらライフスタイルの変化をどこまで間取りに反映させて設計デザインの工夫を盛り込んでおくべきか暮らしの価値観と紐づけしながら整理整頓する意味。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※LDK空間の横つながりの延長上に子供部屋を計画・子供の成長過程で可変可能にする間取り提案

リノベーション(リフォーム)の場合にも

お話しをさせていただくことがあるのですが

最近は新築の場合でも

お話しをさせていただく機会があります。

新築を俯瞰した時、

ベースの思考としては

後から変えられないところ(変えるのに費用が随分掛かるもの)は

出来るだけ堅牢に、

耐久性のある構造や商品で

考えましょうとお伝えしています。

勿論「間取りの構成」に関しても。

部屋の使い方に独自性でありつつも

時代の変化や意識の変化に対して

可変性を持つように。

もちろんそこにコストは

切り離せないから

後で変えられる「モノ」は

コストをある意味で重要視するという作業も必要。

後で変える事が出来る事をあえて増やす

という思考も大切かと・・・・・。

例えば子供部屋、

間仕切りの壁、ドア等々。

固定したし部屋の考え方がどこまで必要なのか?

自由に使う事の出来う入替え論も含めて

部屋の構成を考えたり

あえてフリーな空間として

実用性が生まれる際に

改めてライフスタイルから整理整頓する事。

どうしても個室が必要なのか

それとも個室と兼用にすることでよいのか

そもそも個室とすることが必要なのかどうなのか?

実際10年後は大体想定が出来る場合が多いでしょうけど

15年後とか以降は

何があるかも分からないし

年を重ねる度に生活習慣の変化も

時代の変化も生まれます。

住んでみて・・・欲しくなった時に

その空間を新たに「つくる」という

エキスパンションの効いた考え方が

あっても良いのでは?

という意味で

あとから変える事ができる場所を増やすという

家づくりの視野は

一つの価値観として

広げるのに越したことは無いと思いますよ。

場所の持つ意味を

丁寧に仕上げるように。

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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※LDKと続く子供部屋を建具(内部引き戸)を通じて開閉する事で使い勝手を変更可能に

※LDKとつなげた状態で引き戸を開放した子供部屋+LDK 将来の可変する状態でゲストルームや和室、リビングの一部に取り込んだり趣味室等多様な使い勝手となる予備室

※LDKと区分して引き戸を閉じた子供部屋+LDK