地震に強い家にするには?⑦
昨日は、構造計算すれば安全?
というご質問いただいていたので、
そのことについて、お話ししました。
それは当たり前でしょう!
なんて言われてしまう流れでしたが(笑)
大事なので、お話ししました。
さて。
今日は、耐震のお話しの流れで、
初めてお会いした方によく聞かれることを
お話ししていこうと思います。
問いかけは、いつもこんな感じです。
「ナイトウさんは、○○工法できますか?」
という内容です。
○○は伏せておくとして。。
とてもよく聞かれます。
私の最初のお答えは、シンプルです。
「○○工法必要ですか?」
問いかけに答えず、問いかけ返し(笑)
それを聞いた方は、不思議な顔をされます。
当然かもしれません。
でも。
ほんとに、そう思ってお聞きします。
そうすると。
「耐震はしっかりしておきたいので、必須です」
という返答に。
これ。
耐震がすごい=○○工法しかない。
という意味ですよね。
具体的に、何がどうすごいのか。
その方に、いろいろと聞いていきます。
どこかで聞いたことのある感じの説明を
丁寧にしてくれます。
それもそのはず。
○○工法の説明そのままですから。
全棟構造計算をしている。
特殊な金物を使ってる。
等など。。
構造計算は、多くは詳細計算していませんが、
弊社ではしていますし、他でもしてるところあります。
特殊な金物というか。。
その金物を使う目的でいえば、
類似の既製金物があるので、どこの工務店でも使えます。
同じ工法にする必要はないと思いますが、
同等性能にすることはできなくないと思いますよ。
それとあわせてお伝えすることは。
耐震に限らず、特定の工法を採用する場合は、
登録している特定の会社になることが多いです。
骨組みだけお願いするわけにはいかないので、
工事をその会社に依頼することになりますよね。
競争の原理が働かない場合、どうなると思いますか?
結果は、ご想像にお任せしますが。。
それはさておき。
昨日、お伝えした通り、しっかりと基準をもって計算し、
工事をしっかりチェックする。
むしろ、そちらの方が耐震性は高くなりそうです。
おっと。長くなってしまったので、今日はここまで。
明日に続きます。