家の中の建具について⑨
昨日は、建具専門メーカーの提供する戸についてでした。
いろんな建材を取り扱うメーカーとは違う良さがある。
そんなお話しでしたよね。
戸の周りの枠がない。
それで、かなりスッキリした見た目になります。
ミニマルなデザインがご希望の方にはいいですよ。
ちなみに。
リクシルやパナソニックといった主要メーカーにも、
スッキリとしたデザインのシリーズはあります。
例えば、リクシルであれば、こちら。
ラフィスというシリーズになります。(2023年5月現在)
こちらの場合は、枠がないというより、
枠を極端に細くして、存在感を消そうとしている。
そんなデザインです。
それだけでも、かなりスッキリした感じにはなりますよ。
ただし。
ドアのデザインや色は、種類が少ないので、
それがイメージとフィットするのかは確認した方がよいですね。
実は。
神谷コーポレーションをご希望されていて、
ご予算とのバランスから、ラフィスにされるケースは
多いかもしれません。
どこまでいっても、こだわりとコストのバランスは大事ですから。
ということで。
上記したメーカーやシリーズであれば、
スッキリしたインテリアに合う建具をセレクトできます。
スッキリというより、洋風で重厚な感じをご希望であれば、
輸入建材の建具を使うのも一つの方法です。
例えばこちら。
框組で、アメリカのドラマにできてそうなデザイン。
建具としても、しっかりとしたつくりで、重さもあります。
(見た目だけでなくて)
木目を残して着色してもいいですし、
木目をつぶして、塗装で塗りつぶしてもいいですよね。
主要メーカーの建具は、表面にシートが貼ってあって、
そのまま仕上がりなのですが、
輸入建材の場合は、無塗装が多く、仕上げは塗装します。
もし、汚れてきたり、色を変えたくなったら、
サイド塗装できるのも面白いところ。
模様替えみたいな感じで、変化を愉しめますよ。
考えてみたら、そういうのって、好きな方にはたまらないかも。
輸入建材の場合は、当然ですが、オーダーが効かないので、
サイズが決まっているので、ハイドアにした場合は難しいです。
では。
塗装のできる、既製品の建具ないの?
という声が聞こえてきてますね。
ありますよ。
塗装できる建具は、パナソニックからも出ています。
自分たちで、好きな色に着色する。
それも一つですね。
ずいぶんと長くなってしまったので、
続きは明日へ。