照明計画ってどうしたらいい?①

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昨日、息抜きのつもりで、
間接照明をお話しをしましたよね。

でも。気にされてる方が多いのか、
反響が結構ありました。
もう少し詳しく聞きたいとのこと。

そこで。
今日からは、照明の考え方の基本について
お話ししていこうと思います。

昨日、サラッと流して書いた箇所についても、
もう少し詳しくお話ししていきますね。
(少々ダブってもご了承ください)

みなさん。
照明を考えましょう!と言われたら、
どうされますか?

これから家づくりをしようと思っている方であれば、
リビングの中心にある照明器具をどうしようかなぁ。

そんな風に考えるのかもしれません。
もちろん。それも、一つの方法なんですよ。

だって。
おそらく、暮らしている賃貸物件とか、
ご実家なんかでは、そういう形の方が多い
と思いますので。

部屋の中央の天井に一つの照明を設置する。
その照明器具のことを、シーリングライトといいます。

天井から、お椀のような照明器具がある。
そんなイメージですよね。

リモコンでスイッチオンオフできて、
光の強さも調整できますよね。

中央が一番明るくて、壁に近づくほど暗くなります。

ただ。
暗いといっても、それを感じさせないほどの明るさを
設定しているので、日常的に困ることはありません。

このタイプのいいところ。

一つ目は、リモコンが使えること。
寝室なんかであれば、布団に入ってから、
スイッチを消したりするのに、便利ですよね。

なので。
寝室とか、子供部屋にはよくお勧めします。

二つ目は、取り換えが簡単なこと。
調子が悪くなったり、模様替えで照明を変えたい。
そんな時に、自分でササっと取り換えできます。

気分や年齢に合わせて、おしゃれ感が変わるので、
取り換えしていくのもいいですね。

逆に。
このタイプの気になるところ。

一つ目は、埃や虫が器具の中に入ること。
なので。一年に一度は、取り外して、掃除がオススメ。
結構大変なので、ここを嫌がる方は多いかも。

もう一つは、部屋が細長い場合、長手の端が
少し暗くなってしまうことです。
中央から距離が長いと、暗く感じるのは当たり前です。
机置いたりして、何かするのであれば、スタンド等
補助的な照明が必要になります。

いいところ、気になるところはあります。
その辺踏まえて、採用検討くださいね。

明日は、違う照明のお話ししていきます。