照明計画ってどうしたらいい?⑦(ダクトレール)
昨日は、ライティングダクトレールについてのお話しでした。
レールを準備しておいて、あとは、自分の自由にする。
そんな方法もあるよとお話ししましたよね。
よくあるのは、ダイニングテーブル上。
こんなイメージです。
今日は、その続き。
レールを使って、自由度を高めるとどうか。
そんなお話しです。
たとえばこちら。
詳しくは。
https://www.pinterest.jp/pin/980588518845338308/
LDKに直線で連続したレール。
そこには、いくつものスポットライトが配置されています。
スポットを、いろんな方向に向けて拡散することで、
空間の明るさを確保しています。
漠然と全体と明るくということでなく、
明るさに濃淡がある、表情豊かな印象になっています。
スポットの数を多くして、いろんな場所を照らす。
とってもユニークなライティングになります。
そうそう。
この事例で大事なのは、スポットライトの大きさ。
かなり小さなライトなんですよね。
あまり大きなライトで、この数ですと、
かなりな存在感になってしまうので、気を付けたいところ。
昨日お伝えした通り、消灯しているときの姿が
かなり目障りな感じになってしまいますから。
もう少し広く使えないか。
こちらのご覧ください。
詳しくは、こちら。
https://www.pinterest.jp/pin/204069426851039529/
一本ではなく、何本もレールを設置しています。
そのおかげで、広い範囲を明るくすることができます。
ただ。
先程に比べると、ライトの存在感がありますね。
意図して目立たせている印象です。
漠然と明るく。
そうでなく、強弱をつけて、濃淡を出す。
そんな空間の演出をするのは、こういった方法もいいですね。
明日は、ブラケットライトへ進んでいきます。