照明計画ってどうしたらいい?⑩(ブラケットライト)

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、機能的に考えて、ブラケットライトがいい場所として
階段がありますよ。

そんなお話しでしたよね。

今日は、それ以外で、ブラケットライトを使った事例を
ご紹介していこうと思います。

一つ目は、こちら。

洗面台の正面壁に取り付けています。

洗面台って、既製品の三面鏡とかであれば、
その鏡の上に照明ってついてること多いんです。

実は、もし三面鏡に照明がない場合、
洗面台の上に、ダウンライトを設置するって、
あんまりないんですよね。

なぜかっていうと。
洗面に立った時に、上からの光だと。。
顔の下面が、影になってしまうから。

男性であれば、まだいいのですが、
女性で、化粧をされるような場合だと、
結構困ります。

なので、三面鏡側の正面から照らすのが
一番効果的なんです。

もし、三面鏡に照明がない場合は、
鏡の上の壁に、ブラケットライトがオススメ。

しっかり顔が照らせますよ。

そうそう。この照明って、「鏡上灯」っていいます。
そのままですね(笑)

似た感じで、もう一つご紹介しておきましょう。
こちらですね。

玄関先にある、ただいま手洗いです。
コロナの影響もあって、設置される方が増えましたね。

この手洗い。
ちょうど、玄関正面になるので、見た目も重視。

陶器や水栓にこだわってみたり、タイルもユニークですよね。
鏡はないんですけど、インテリアの一部として、
雰囲気に合わせたブラケットライトを設置しています。

実質は、点灯しなくても十分手洗いできますが、
来客時の雰囲気づくりなんかに効果的でしょうね。

そんな使い方もいいですよね。

ということで。
明日は、おしゃれを重視した事例をご紹介しますね。