照明計画ってどうしたらいい?⑳(アウトドア3)
昨日は、アウトドアライトのお話しでしたね。
今日は、その続き。
でも、照明のお話しは、最終章となります。
長く感じた方も多いかなと思います。
が。。
もう少しだけお話ししておきますね。
屋外のアプローチを演出する照明について。
いくつかご紹介しましたよね。
壁のブラケットやスポット。
床のアッパーライト。
それらで、十分いい雰囲気を演出できます。
ただ。
こんな方法もあったりします。
![](https://kentikusi.jp/dr/sites/default/files/styles/w700/public/1_1_0.jpg?itok=W1XTcY3w)
壁から出っ張っているのではなく、
壁の中に埋め込んでいます。
しかも。
足元に近い高さですよね。
壁を照らして、その反射で、
アプローチ全体に、ほんのりした明るさを
確保する方法でもいいのですが、
こちらのように、足元が見えれば、
アプローチとしては、機能しますよね。
画像ですと、他の照明と併用しているので、
ずいぶんと明るく見えてしまっていますが、
足元だけであれば、もう少し暗め。
こちらへ行くんだよ。
そんな方向を示して、足を踏み外さない。
それであれば、こちらもオススメ。
足元を照らしているので、
まぶしさが少ないの特徴の一つですね。
それと、もう一つ。
屋外に、ウッドデッキを造ったとします。
ウッドデッキの照明って、何にしますか?
軒があれば、ダウンライトとか。
スポットライトでもいいかもしれませんね。
でも。
もっと落ち着いた雰囲気にしたい。
もしそうであれば、明る過ぎない方がいい。
もしそうであれば、こちらも候補になりますね。
![](https://kentikusi.jp/dr/sites/default/files/styles/w700/public/2_1_0.jpg?itok=Xmk-A01w)
デッキの先端部分をぼんやり照らしてくれます。
また、雰囲気づくりだけでなく、機能的な意味も。
そうなんです。
デッキって地面と段差があるので、
先端にライトがあると、危なくないですから。
デッキを考えている場合には、
これも一つの照明方法なんですよね。
いずれにしても。
その場を、どんな風に見せたいのか。
それによって、最善な方法があります。
設計士さんと相談しながら、
一つずつ決めていってくださいね。
さて。
明日から、別のお話ししていきます!