床の仕上げは何がいい?①

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日までは、照明についてお話ししてきました。
種類が多いこともあって、ずいぶんと長くなりました。

もっと深いお話しできますが(笑)
今日からは、話題を変えていくことにしましょう。

今日からは、室内の床の仕上げについて。

みなさん。
床の仕上げっていうと、何を思い出しますか??

おそらく、フローリング!
っておっしゃる方が多いと思います。

木でできているので、見た目はもちろんですが、
肌触りもよかったりしますよね。

おそらく。
今みなさんが暮らしている家の床も、
フローリングなんだろうと思います。

でも。
ひとえに、フローリングといっても、
いくつか種類があったりするんですよね。

木の種類(樹種)のこと?
なんて声が聞こえてきそうです。

もちろん、それも一つの違いなんですけど。。

それ以前に、もっと違った側面で、
フローリングに種類があったりします。

それを、順に説明していきたいと思います。

まず。
最初に、思い浮かぶフローリング。

そのものずばりなんですけど。。
「無垢」フローリングと言われています。

「無垢」という名前から、なんとなく
イメージしていただけるかなと思いますが、
大きな木を伐りだしてきて、それを板状に加工して、
床材としたものです。

当たり前じゃないですか??
っていわないでくださいね(笑)

樹種によって、色合いや肌触りが全くちがいます。
(その辺のお話しは、またの機会にしますが)

無垢フローリングのいいところは、
質感がよくて、肌触りがいいところ。
仮に傷がついても気になりにくいこと。

実は、無垢フローリングといっても、
傷がつくことを嫌がって、表面をコーティングする
なんてこともあるのですが、質感がなくなってしまうため、
無垢であることのメリットが少なくなってしまいます。

反対に、無垢フローリングで、気になるところは、
湿度によって、収縮したり膨張したりする
日焼けするので、家具等を置いておくと色が違う、
定期的にオイル等を塗らないといけない。

「気になるところ」という言い方をしましたが、
人によっては、いいところになる場合もありますね。

調湿してくれるとか。
経年での変化を愉しみたい方とか。
丁寧に手入れしながら味を出していきたい。

そんな考え方だってあるわけですから。

長所か短所かは別として、
無垢フローリングは、上記した特徴がある素材です。

こちらを基準にして、明日から、別の素材を
ご紹介していきますね。