床の仕上げは何がいい?⑨
昨日は、無垢フローリングの中でも、
明るめの色合いの樹種について、お話ししました。
それぞれ、風合いや特徴があるので、
画像だけでなく、サンプルなんかも取り寄せながら、
体感して決めてくださいね。
今日は、明るめでもなく、暗すぎない。
ほどよい中間な色合いの樹種をお話ししていきます。
一つ目は、チェリーです。
少し赤みがかっているのが特徴です。
暴れた感じの木目ではないのですが、
ほどよく表情がある感じが、とても上品ですね。
赤みがかった色合いだけでなく、白い部分が混ざったり
することもあります。
この色。
経年で、深みを増していって、飴色というか、
赤みが増していくので、すごくいい風合いに変化していきます。
長い年月をかけてというより、その変化は早いので、
家具を置いたりしていると、すぐにわかってしまうかも。
そうそう。
それと、ものすごく、肌触りがいいんですよね。
なんといったら伝わるか。。
きめ細かくて、滑らかな感じなので、
ついつい触っていたくなるような感じなんですよ。
なので。
塗装をする場合は、質感の残るオイル塗装がオススメです。
もう一つは、チークです。
チェリーは赤みがかった色合いでしたが、
こちらは、赤みというより、茶系な色合いでしょうか。
もともと深みのある色合いなのですが、
経年で、自然なツヤが出てきて、飴色になっていきます。
というか。
より深みが増していき、高級感が半端ないです。
チークって。
希少樹種と言われていて、とても高級な部類です。
なので。
金額は、結構高くなりますが、深みある色合いが好き
であれば、その価値はありそうです。
![](https://kentikusi.jp/dr/sites/default/files/styles/w700/public/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%82%A2.jpg?itok=EuZmu9Pq)
最後のもう一つ。
アカシアという樹種。
こちらも、色合いでいけば、中間でしょうね。
でしょうね。
とお話ししたのには訳があります。
アカシアは、全体で見れば、
チークのような色合いなんですが、
茶系の色合いと白い部分の色味がハッキリ
分かれているので、かなり表情のある印象に
なります。
かなりなムラなので、それがお好きでない方には、
あまりオススメではありません。
ただ。ムラのある表情にしたい!という方であれば、
ここまで表情ある樹種がないのでフィットするかも。
ということで。
中間の色合いになる、三つの樹種について
お話ししました。
明日は、濃い目ですね。