床の仕上げは何がいい?⑭(水回りの床は?)
昨日は、水回りに使うビニル系の素材として、
ビニル床タイルをご紹介しました。
色柄豊富で、堅くて、いいですよ。
水回りに限らず、LDKなんかにも採用できます。
そんなお話しでした。
今日は、水回りの床材として、
よく話題になる素材のお話ししておこうと思います。
人気の素材ですが、なんだかわかりますか?
はい。その通り。
私の大好きな素材の一つなんですけど、
焼き物のタイルですね。
それこそ。
ビニル床タイルより、色柄のバリエーションは多くて、
なんといっても、デザイン性がいい。
しかも。
堅い素材なので、へこんでしまうようなこともなく、
傷もつかないですし、耐久性は抜群です。
ただ。
その強度というよりは、デザイン性で選定される
ことが多いかもしれませんね。
すごくいい素材なんですけど、
採用には、いくつか注意点があります。
ひとつめは。
冷たさです。
夏場はヒンヤリしていいんですけど、
冬場、素足で触ったりすると、ヒンヤリというか
冷たいかもしれません。
仮に床暖房入れていたとしても、隅までは入らないので、
端部が、かなり冷えていて、それこそヒートショックに。。
なので。
スリッパを履いた生活スタイルの方であればいいのですが、
素足で生活したい!という方には、注意が必要ですね。
それと。
タイル自体は、水に強くていいのですが、
タイルとタイルの間にある目地は、そうでもありません。
水は比較的浸透しやすいので、
汚れの付着につながっていきやすいです。
掃除のことを気にする方であれば、しっかり検討くださいね。
もう一つ。
堅さです。
堅いのはいいのですが、モノを落としたりすると、
床は傷つかないですが、モノは割れたりしてしまいます。
当たり前といえば、当たり前ですが。。。
気になる方はクッションフロア等がよいかもしれませんね。
ということで。
タイルって、すごく素敵なんです。
でも、採用には、いくつか気になる点があるので、
しっかり検討しながら、採用を決定してくださいね。