ショールームのお話し⑨(金額のこと)

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

さて。
ここ数回、ショールームでの見学について
いくつかポイントをお話ししてきました。

今日で一旦、終了させておきます。

ということで、その最後のお話しは
昨日のお話しの流れから。

昨日、展示に掲載されている金額が、
定価で、実際の価格はもう少し安くなります。
そんなお話しでしたよね。

そう。
金額の話について、一つアドバイスがあります。

2度目のショールーム見学の時ですが、
色とか素材とかから、細かな設備まで、
いろんなことをセレクトしていくことになります。

いろいろと説明を聞きながら、決めていきます。

もちろん。
機能や見た目を重視して、決めていくのもよいのですが、
ついつい「いいモノ」というか「高いモノ」を選びがちになります。

これがいい!と思ったとして、すべてを「高いモノ」で決めていくと、
値引きがあるにしても、ビックリした金額になることがあります。

そこで、オススメしたいのは。
各々の場面で、差額を聞いていくことです。

もちろん定価でいいですよ。

例えば、一番シンプルな水栓でいいけれど、
タッチレス水栓が気になるとしますよね。

そこで。
案内してくれている方に、聞いてみてください。
「タッチレスにすると、いくらアップになりますか?」
って。

その金額を聞いて、そこまで高いなら!とか
それくらいなら!という感覚はあるはず。
(この感覚は個人差あるので千差万別ですが)

差額と手に入る機能等を天秤にかけて、
意思決定していくといいですよ。

最初はわからないのですが、慣れてくると、
これくらいならいいかもって感覚が身についてきますから(笑)

ビックリする差額のモノもあるので、
このお話しは、こまめに聞くと、理解していただけると思います。

それと。もう一つ。

できれば、各設備(キッチンならキッチンで)ごとに、
二つのプランを作成しておくことです。

その二つは。
一番お気に入りの最上位グレードタイプと、
スタンダードグレードのタイプです。

間違っても、最上位グレードの二つにしないでくださいね(笑)

その目的は。
もし予算調整で、キッチンのグレードを下げないといけなくなったら、
再びセレクトしに来ないといけないですし、すぐに差額が出てこないから。

二つプランを作成しておけば、すぐに実際の差額を知ることができるので、
予算調整がスムーズにできますよ。

案内してくれる方へ「二つのプランをつくっていただけますか?」
って声をかけて進めて下さいね。

最後に。
可能であれば、ショールームは、
設計を担当してくれている方と一緒がいいですよ。

迷った時に、客観的な意見を聞いたりできますので。

それに。人にもよりますが、人数多い方が盛り上がりますから!

私はいつもご一緒するようにしています!
愉しませていただいてますよ。

そういった、丁寧な家づくりしています。