設計契約のタイミング

ユーザー 三浦尚人建築設計工房 三浦尚人 の写真

私どもの事務所について申し上げると、直接お会いしてご相談者からのお話を伺い、私どものほうから今までに設計監理をした建築の実例を図面と写真、模型などを使って住まいづくりの進め方を説明させていただき、ご相談者が気に入っていただけたら後日日を改めて設計契約を結ぶかたちを取っています。

ご相談者も事前にウェブサイトをご覧になり、いくつか設計事務所を絞り込んでそれぞれの設計事務所を訪問し、自分たちの希望する住まいと共通点が多く、場所が近いというような理由で最終的に自分たちの住まいづくりを依頼する設計事務所をお選びになるケースがほとんどではないでしょうか。

ただご相談者の中には、ラフで結構なのでプランニングをしてもらい、それで設計契約を判断したいとおっしゃる方もいらっしゃいます。

そういう方のために私ども事務所では「トライアルコース(有料)」を設けており、事前にプランニング料をお支払いしていただくシステムです。

このシステムは、ラフとはいえ設計事務所の本業とも言える設計そのものを時間を掛けて行うので、業務としての料金が発生します。

ご相談者から計画している敷地図等の資料と希望する住まいについてのご要望を伺ったうえで、
2~3週間の時間をいただき設計を行い、平面図・立面図・断面図を作成してご相談者にご提示(プレゼンテーション)するコースで、気に入っていただき設計契約に至った場合にはトライアルコースで事前にお支払いいただいたプランニング料は、設計契約後の設計料に充てさせていただきます。

したがって、私どもの設計事務所では「設計契約のタイミング」は、面談を経てご検討された後の時点とトライアルコースでのプレゼンテーションを経ての時点の2通りとなります。