家づくりしながら変化するって自然です③
昨日は、もしかして。。
家づくりの途中で、要望が大きく変わってしまったら。。
工務店や設計士は対応してくれるのか。
そんなお話しでしたよね。
今日はその続きです。
さて。要望が変化したらどうなのか。
プロなんだから、当然ですよね。
って思われたかもしれません。
もちろん。要望といってもいろいろありますから。
2階にトイレはいらないかもとか。
ランドリースペースがほしいとか。
間取りの要望とかであれば、よほど大丈夫ですよ。
でも。
それ以外だと、いろいろありそうですよ。
例えば。
当初、自然素材にこだわっていたとします。
当然ですけど、素材にこだわりのある工務店や設計士と
家づくりを進めていますよね、きっと。
もちろん、自然素材にこだわってはきたけれど、
予算に限りがあるので、自然素材というよりは、
キッチンにしっかりとお金をかけたいと思うかもしれません。
あれ?自然素材だったらいいなとは思うけど、
絶対条件ではないかもしれないって思ったとします。
それを伝えてみたら、どうなると思いますか?
いろんなケースはあると思いますが。。
自然素材にこだわっている工務店であれば、きっと、
自然素材がいかに重要なのかをこんこんと説明してくれます。
キッチンは数十年で取り換えだけど、内装は難しいとか。。
こだわりの強い工務店や設計士であればあるほど、
自社のポリシーに合致しないことって、難しいです。
ある意味、親切心なんですけど。。
冷静にその状況を見てみると、不思議だと思います。
だって。
お客様のこだわりでなくて、つくり手のこだわりが
優先されようとしているからです。
これ。
実は、自然素材に限りません。
例えば。。
設計士さんでよくあるケースといえば、
うちは、このデザインが得意なんです。
それ以外はやりません。
それって。
その設計士さんのポリシーであると同時に、
他社との差別化ポイントだと思い込んでいるので、
そこを譲ったりはできないかも。
そもそも。
今までにないデザインをチャレンジするのって、
なかなかなことだったりしますから。
実は、自然素材にも共通することとして。。。。
その会社の作品(事例)として紹介しにくいですから。
さらっといいましたけど、ここ結構根が深いんですよ。
いずれにしても。
途中で好みが変わるのは自然なのに、
それが受け入れられる状況にならないかもしれない。
実に不思議な感じです。
いずれにしても。
弊社では、ほんとの意味で、お客様の個性を大事にしてるので、
これといったスタイルを持っていません。
家づくりって、つくり手のためでなく、お客様のためですから。