壁や天井って何がいい?②

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日から、インテリアの壁や天井に使う素材のお話し。
いろいろあって、迷ってしまうかもしれませんね(笑)

その中でも、日本で一番採用されているであろう素材。
ビニルクロスについてお話ししています。

ビニルクロスは。
コスパがよく、色や柄のバリエーションが多くて、
いろんな雰囲気のインテリアを実現できる。

そんな魔法の素材だったりします(笑)
その素材について、続きのお話しスタートです。

ビニルクロスって、よほど、すごい材料をつかってなければ、
価格は均一なのが特徴です。

すごい材料って?と思いますよね。
例えば。スパンコールとか(笑)

素材だけでなく、有名なデザイナーがデザインしたとか。

そういった特殊でなければ、レンガ調でも単色でも同じ。
そうだと、予算アップもなく選べるので、安心です。

そうそう。
価格が均一といったのですが、少々補足しておきます。

サンゲツというメーカーの場合で説明しますが。
ビニルクロスの中でSP級とか、AA級というグレードが存在します。(主流でいえば)

AA級というシリーズが、いろんな色柄のあるクラス。
AA級であれば、すべて均一です。

では。SP級はというと、割とスタンダードタイプを
ピックアップして、量産し、価格を抑えたクラスです。

そう。SP級はシンプルですが、お値打ち。

なので。
ベースとなる、白やクリームのクロスは、
SP級でセレクトして、アクセントで使ったり、
特別な部屋にしたいところにAA級を採用する。

そんな使い分けをすると、コストバランスもよく
インテリアを決めていくことができます。

ちなみに。
SP級は、少しお値打ちなのですが、
だからといって、劣っているということではないので
ご安心くださいね。

全ていいものでセレクトする。
それも一つの方法ですけど、バランスよくセレクトして、
他のこだわりに予算を使うのというのもいいと思います。

家づくりって、バランス感覚が大事ですから。

話を戻しますが。
コスパ、バリエーションを考えて、
ビニルクロスが最強??と思われたかもしれません。

でも。
ビニルクロスにも、気になる点はいくつかあります。

明日は、その辺についてお話ししていこうと思います。