壁や天井って何がいい?⑪(吹き付け)
昨日までは、塗装仕上げについて、
いろいろお話ししました。
自分だけの色壁にしたい!
強いこだわりがある方には、オススメ。
ただし、いくつか注意点がありますよ。
そんなお話しでした。
今日は、塗装ではないのですが、
ある程度、色の自由が利く仕上げについて
お話ししていきます。
塗装というと、どちらかと言えば、
仕上がったときに、色は自由なのですが、
凹凸とかはなくて、フラットな仕上がりになります。
なので。
ミニマルな雰囲気にしたい!
ということであれば、塗装は最適ですよね。
壁紙で、フラットにみせようとすると、
かなり薄い壁紙になるため、下地の不陸が目立ったりします。。
もし。
壁の質感として、もう少し凹凸がほしい!
ということであれば、塗装でない方がよいかもしれません。
塗装というと、ローラーや刷毛で塗る感じなのですが、
凹凸する方法の中で、一番シンプルなのが、吹き付けです。
大まかにお伝えすると。
細かな骨材が混ざった塗料を吹き付けるという感じ。
その細かな骨材が、塗装にはない、細かな凹凸をつくってくれて、
いい表情になります。
いろんな吹き付けありますが、代表的な製品であれば。
アイカ工業という会社から出ている、ジョリパットという製品です。
実は。
この素材って、外壁の塗り壁でもよく採用されます。
吹き付けだけでなく、いろんな表情ができるので、
昔から、とても人気のある仕上げ材の一つなんですよね。
ちなみに。
色のバリエーションは、かなりたくさんあるので、
きっと、お気に入りの色に出会うことができるかなと思いますよ。
ただし。。。
塗装ほどのバリエーションではないので、
かなりシビアに色を決めている方は、別の素材がいいかもしれませんね。
それと。
ジョリパットを採用するときは、下地をしっかりつくる必要があります。
その下地しだいでは、不陸がでたり、割れが発生したりするので、
しっかりと工事をしてくれる工務店に依頼するといいですね。
最後に価格。
やはり、クロスに比べると、かなり割高になります。
3-4倍くらい高くなりますので、全面というよりは、
採用箇所を限定すると、コストバランスがとりやすいかもしれませんね。
明日は、また、別の素材ご紹介しますね。