壁仕上げの重鎮(笑)。タイルのお話し①

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、少し余談を挟みました。
実は。
よく、お客様からも質問されたりする内容で、
みなさん気にしてるんだなと思ったり。

さて。
今日から、インテリア仕上げのお話しに戻りますね。

壁の仕上げとして、とっても人気の高い素材。
それは。。

そうなんです。
タイルなんですよね。

タイルを使うっていうと、どんなどころに使うイメージですか?

これから家づくりを考えようとしていて、意図して探していない方。
どうでしょうか?

実は、あまりいい印象を持ってなかったりします。

例えば。
ご実家のお風呂が在来で、床や壁がタイルの場合。
昔よく使われたタイルって、10cm角の大きさで、
たくさんの目地があります。

もしかすると。
キッチンのコンロ前の壁なんかも、同じようなタイルだったり。

その時代には人気の仕上げだったんだろうと思います。
(私がこの仕事に就く前なので、わかりませんが)

それと。
共通しているのは、やはり。。

水回りであることですね。

水がジャバジャマかかるところなので、
塗り壁とか、壁紙とかにはできませんよね。

撥水タイプの壁紙だからといって、
お風呂には使えませんからね。

そうなると、水をはじいて浸透しないということで、
タイルがよく選定されました。

ただ。
あまりいい印象を持っていないのは。。。

掃除のことですね。

タイル表面は焼き物なので、きれいを保てますが、
タイル同士の隙間を埋める目地は、汚れてしまいます。

なので印象よくないのかなと。

実際。
これって、今のタイルでも同じですよ。
いくら汚れにくい目地ができても、タイル面に比べると、
どうしてもね。

その理由だけではないんですけど、
タイルは、もっといろんなところに採用するように
なっています。

その表現力。
すごいんですから(笑)

ということで。
明日から、具体的にご紹介していきます。