壁仕上げの重鎮(笑)。タイルのお話し③
昨日ご紹介したタイルたち。
いかがでしたか?
昔からよく使われる、10cm角サイズなのですが、
古くさい!という印象は、全くなかったですよね。
むしろ。
素敵!って思っていただけたのでは??
今日は、その続きです。
昨日は、10cm角という大きさを条件にしてみたのですが、
もう少しだけ視野を広げてみたら、どんな風になるのか。
その辺をご紹介していきたいと思います。
まず最初は。
正方形というカタチを変えてみましょう。
こちら。
いきなり強烈な色合いですが(笑)
横長のプロポーションの長方形ですね。
タイルの張り方が、互い違いになっているので、
並びに規則はあるものの、整然とした印象は少なくなりますよね。
それと。色のムラが印象的です。
一枚の中でのムラと、一枚ごとのムラがあって
それがランダムに並んでいるので、単色にはない、
独特な雰囲気を演出してくれています。
タイルでなければ、この独特感ってないですから。
それと。
最近は、ツヤのない仕上げ材が人気なのですが、
タイルであれば、ツヤがあっても魅力的になりますね。
こちらであれば、ナチュラルな雰囲気であったり、
色合いによっては、ブルックリンスタイルみたいな
カッコいい感じにも使えるのではないかと思います。
次に。
同じように長方形なんですけど
こちらなんかどうですか??
色のムラはないんですけど、よく御覧いただくと。。
タイルの四方の縁が、斜めにカットされたようなデザインです。
その直線的な斜めがあることで、エッジの効いた雰囲気に。
光の当たり方で、いろんな見え方するのも魅力です。
それと、張り方も面白くないですか?
長方形の長手を上下方向にしていて、
先ほどとは違って、タイルを互い違いにせず、
直線的に並べています。
こちらであれば、ミニマルやモダンなインテリアだと、
直線的なラインが生かされて、フィットするんじゃないかな
と思いますね。
こういった単色で色ムラのないタイルであれば、
ツヤのあるタイプの方が、上品な仕上がりになりますよ。
最後にこちら。
長方形ではありますが、正方形に近くて、
互い違いな張り方で、表面がマットな質感。
張り方、表面の質感、形状の組み合わせとして
今までに登場していませんよね。
マットな質感のタイルはいかがですか?
どちらに魅力を感じるのかは、個々人の感性ですから。
いろんなモノを比較しながら、
自分の好きを発見していけたらいいなと思います。
長くなったので、また明日!