外壁って何がいいの?⑫(金属系サイディング)

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昨日は、ガルバニウム鋼板の外壁で、
縦リブの理由とか、それ以外の葺き方について
お話ししました。

その中で、縦リブ以外の場合、太陽熱でたわむ。
ということもお伝えしました。

そこで。今日は。
たわむのは嫌だし、縦リブ以外にもしたい。
そんな方に最適な金属サンディングのお話しです。

サイディング?金属?
サイディングって、この間お話しした??

通常、サイディングっていうと、おおよそは窯業系、
つまり、セメントを固めた板を指すことが多いですね。

ただ。サイディングっていうと、外壁に張る板のことを
指していて、窯業系に限らないんですよね。

屁理屈はさておき(笑)

表面を金属(ガルバ)で仕上げた外壁用の板。
それが金属系のサイディングとなります。

これまでお話ししてきた板は、0.35-0.4mm。
それに対して、厚みが、15mm程度あります。

実は、ガルバニウム鋼板を板状にするため、
成型したウレタン等を下地にして、その上に
ガルバニウム鋼板を張っているんです。

この下地があるおかげで、
熱によって発生するたわみを最小限にできます。

例えば。
45cm幅のフラットなガルバニウム鋼板の外壁が
できてしまうほどです!
裏打ちがなければ、グニャグニャですから(笑)