土地探しや建て替えなどの際に気を付けたい法律と実際の土地形状の事色々と、例えばですが、がけ地条例などをご存じでしょうか?

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がけ条例をご存じですか?

急傾斜地や宅地造成などもですが
規制区域・・・etc。

近年は突発的で局地的な
「ゲリラ豪雨」が増えていますよね。

台風などこうした大雨は、
土砂崩れやがけ崩れなどの
被害をもたらします。

自然災害を完全に
避けることは
大変難しいことですが、
人命に危害が及ぶことは
あってはならないことです。

そのため建築基準法施行条例では、
がけ崩れから
大切な人命や財産を守るために
「がけ条例」と呼ばれるものが
設けられています。

「がけ」と聞くと、
今にも崩れ落ちそうな危険な場所や、
断崖絶壁で足が震えるような
高さの場所を
イメージするかもしれません。

しかし、
がけ条例が定める「がけ」は
少し違います。

これは都道府県や各市町村
地域によって
多少異なる部分もありますが、
多くは高さ2mを
超えるものを「がけ」としています。

また高さだけでなくて、
その他にも斜面の角度など、
細かな定義があるので
注意が必要です。

このような条件の土地やその周辺に
家やその他の建物を
建築する場合には、
「がけの補強」が必要であったり、
敷地内側や外側でも「建てる場所に制限」が
されるなどの規制があります。
そうなると建物の面積や構造、
また予算の計画などが
大きく変わってしまうこともあります。

そのため土地購入の際などには、
事前によく調べたうえで
対策を練る事が大切です。

法律の事、制度の事も含めて
家造りには様々な安全対策が必要です。

建て物本体の構造の安全性と共に
建てる土地の事も
同様に安全対策をイメージしてください。

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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
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