暮らしの中の水まわり空間と間取り、生活環境とバスルームの役割も理想と現実のすり合わせを設計とデザインの工夫で盛り込みつつ暮らしのバランスを整える事は大切。
※アーバンスタイルのホテルモダンの空間をイメージした水まわりプラン提案CG事例
設計とデザインのチカラで
注文住宅独特の
暮らしの空間を上質に整えてみませんか?
よく考えられた家を建てると
暮らしが楽しくなる・・・・・。
注文住宅をご検討中の方で、
浴室の間取りについて
お悩みの方はいませんか?。
浴室は毎日使うものでもあり、
プライベートな空間です。
ほっと一息つくためにも、
最適な間取りにしたい
という方も多いと思います。
浴室が持つ意味を
それぞれのご家庭で
よく見直す事も大切・・・・・。
そのうえで間取りのポイント。
まず浴室の間取りによる
場所ですが、昔とは異なり
北側に計画するケースも多くなりました。
家の性能や建築技術や
商品の性能担保の進歩によって
北側に水回りを持ってきても
問題が発生することは
少なくなり、
使う上での不便な部分も
随分改善された事も要因です。
ただ・・・北側は
直射日光が
なかなか当たらないため、
お風呂(浴室)の換気が
非常に重要になります。
換気をしっかり行わないと、
カビが発生する可能性も高くなりますから。
そのため、
方角によって
風呂掃除の手間が
変わるという点に注意が必要ですよ。
一方、南側に配置される
浴室はどうでしょうか?。
南側は日光が入ってくるため、
朝や昼でも
気持ちよく入浴ができます。
さらに、直射日光が当たるため、
乾きやすく掃除もしやすくなります。
しかし、南側の浴室は
他の居住空間を意識しやすい為
単純に南側へレイアウトする考え方だと
部屋や生活環境に悪い影響を与えることや、
住宅が狭く感じるといった
デメリットもあるため、
それらのバランスも考えて
浴室の間取りを
考えることが大切です。
次に浴室を二階に持ってくるケース。
一階に浴室の設置が難しい場合は
二階に浴室を設置するケースも
あるかもしれません。
二階に浴室を設置する場合は
逆に南側に設置することをおすすめします。
明るいといったメリットの他に、
バルコニーを計画しやすい事も多いので
それを併設することで
浴室の外側にもまた一階のような雰囲気も
風景も意識したアレンジで
付加価値も検討する
可能性も持つ空間となります。
さらに近隣状況にもよりますが
周りから見下ろされる
といった可能性は少なくなるため、
遮蔽物の設置も容易になります。
浴室を設置するポイントをおさえたら、
次に失敗例について
考えておく事も大切。
実際に使い始めて
不便と感じることのないように、
ここで失敗する例をしっかり考えておくように。
まずは、広さの問題です。
注文住宅の場合は、
本来、限られたスペースに
無理に押し込む
といった事は考えない方が良いかと思います。
しかし、居住空間から優先して
間取りを考えてしまうと、
案外狭くなってしまったといった
事態が発生するかもしれません。
そうなると、
浴室の使い方や連動する過ごし方
広さについて
かなりの妥協をしなければならない
場合もあるため注意が必要です。
次に掃除をする際のことを
考えずに浴室を選んでしまう
問題も考えられます。
浴室は湿気がこもりやすく、
カビが発生しやすい空間です。
そのため、
掃除のしやすさを意識して
様々な構成内容を
検討する事が大切・・・・・。
素材によっては
汚れが目立ちやすく
掃除しにくいものがあるため
注意が必要です。
また、ショールームでの売りを
鵜呑みにしない事も大切。
小さなパーツだけで使い勝手や
過ごしやすさを考えるのではなくて
家全体と過ごし方と価値観に落とし込んで
「それ」がどうなのか?
を判断する事が暮らすとのバランス
過ごし方の調和と
比例することにつながりますよ。
選択と価値観で反比例するような
注力の仕方はナンセンスですから。
システムバス(ユニットバス)も
使う時に便利そうだと感じて、
様々なオプションを
付けてしまいがちになるでしょうけど、
最初はなんだか便利そうと
思うかも知れませんが
色々な機能が付いたりしても
結果入浴時を想像して「どんな時間」なのか?
を意識すると、
意外に不必要だったりしますよ。
例えば、浴室のテレビも
その一つと言えるかもしれません。
家族が多い場合、
ゆっくりとテレビを見る
入浴時間が取れないため、
現実を見ると
使わないことも多かったり。
また、浴室では音が反響するため、
その問題で使わない場合もあります。
家族構成やライフスタイルによって
必要な浴室設備は変わるため、
しっかりと普段の
日常生活をイメージしながら
設置するかどうかを考えるように。
浴室だけに限った事では
ありませんけど
理想と現実の調整は
どんな暮らしのシーンでも大切。
ひとつづつ「融合状態」を
デザインしながらの
検討と調整の繰り返し。
良い意味で
暮らしに影響があり、
そして、そんな場所を
設計するまでの時間の検討には
暮らしの側面を毎回
丁寧に盛り込んでいますよ・・・・・。
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