スイッチやコンセントのお話し③

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、スイッチ・コンセントのデザインとして、
コスモシリーズについて、詳しくお話ししました。

柔らかい感じがよければ、そのまま。
シャープに見せたいのであれば、スクエア型がオススメ。

でも。ツヤがあるので、馴染ませようとすると
気になるかもしれないというところまででしたよね。

ツヤをなんとかしたい。。
そんな思いを反映してか(実際は知りませんが)
コスモシリーズとは違うシリーズが登場しています。

それがアドヴァンスシリーズです。

カタログ上ではなかなかわからないのですが。
スイッチ全体がマットな仕上がりになっています。

よく考えてみると。
壁紙とか、塗装といった、ベースとなる壁仕上げって、
ツヤがあることが多くありません。

なので。
マットな仕上がりだと、かなり馴染みがよくなります。

しかも。色が、5色!
(画像にないのは、シルバーです)

実は。アドヴァンスシリーズが出るまで、
アクセントとして濃いグレーや黒い壁を使ったとき、
スイッチが、存在感を誇示していたんです。

ブラックが出ただけでもよいのですが、
グレーもあるので、淡めのグレー壁の時は、
馴染みがよいんですよね。

これで、アクセント壁があっても、
あまり目立たせることなく、スイッチを設置することが
できるようになりました。

ベージュも、ツヤがないので、見え方違いますよ。
(ツヤあるベージュって、白いスイッチが経年した姿みたい)

それと。
ご覧になってみて感じたかもしれませんが、
かなりミニマルなデザインになっていますよね。

余計な装飾の感じがなく、スッキリしています。

フルカラーのように、壁からスイッチが飛び出している。
そんなこともなく、かなり薄く仕上がります。

存在感を完全に隠すことはできないんですけど、
このシリーズを採用することで、かなり見え方違ってきます。

いやいや。
そこまで気にならないでしょう。

もし、そう感じるのであれば、コスモシリーズで十分です。
機能的には、同等ですから。

ちなみに。
アドバンスの方が、金額は高くなります。

全部アドバンスでもいいですし、
来客スペースだけこだわって、アドバンスでもいいかも。

どこまでこだわるのか。
それで採用範囲を決めていけばよいですね。

今日はここまでです。
明日は、また、別のスイッチのお話ししていきます。