間取りって変わっていいの?②
昨日から、間取りを変えていいのか?
というテーマでお話ししています。
最初にお会いした時に、よく聞かれることの
一つだったりします。
間取りを変えれないのかも?
って思うこと自体が不思議ですが、
それをひも解いていきましょう。
間取りを変えられない雰囲気の原因について。
一つは昨日お伝えしました。
設計事務所や工務店のこだわりが強めで、
それを推してくる感じの場合でしたよね。
なんとなくですが。。一般の方からすると、
設計事務所(建築家)って、そういうイメージで強いみたい。
私の家を依頼しているのに、
建築家の「作品」をつくることになる。
全ての建築家がそうではないのですが、
肌感覚として、大なり小なり、結構多いです(笑)
建築家の「作品」ともなると、自らのこだわりを
実現するため、「プロとして一番」を提案するでしょうし、
それを否定するのって難しいかもしれませんね。
ちなみに。
間取りって、同じ要望、同じ敷地、同じ予算でも
一つしかないわけではありません。
いろんな要望があるとしたら、その要望のうち、
何を最優先するのかで、全然違ってきます。
なぜそんなことをいえるのかというと。。
私が、計画案をご提案するとき、一案ではありません。
少なくとも2案、多いときは、複数提示します。
それをご覧になって、皆さんがおっしゃることは、
どれも要望満たしていますね!です。
いくつもできる間取りのうち、最善が何かという場合、
住まう方が一番と思う間取りが最善ですよね。
どういう暮らし方をしたいのか。
何を大事にしていきたいのか。
それによります。
なので。建築家が提案する、たった一つの案が、
お客様に最善とは、私個人的には、思えない感じです。
それはさておき。。
もう一つ、間取りの変更をしにくく感じさせること。
それは。。
打ち合わせ回数が決まっていることです。
決まってないの?
なんて声が聞こえてきそうです(笑)
例えば。
某工務店グループの場合は極端で、
設計士との打ち合わせ回数が、3回です。
それ以上になると、費用が発生します。
これで基本設計が終わっちゃいます。
ちなみに、弊社は10回は軽く超えます。
それくらいないと、しっかり決めれないので。
逆に3回で終わるということは、
提案した時点で、それが最善だと
言い切らないといけません。
設計士も必死でプレゼンしますし、
なにか相談あっても、これが最善です!って
説明しきらないといけませんよね。
なので。
お任せで、なんとなくいい家をササっとつくりたい。
そういう方には、最適な家づくりスタイルです。
せっかくの家づくりですから。
私は、納得して進めていきたいですね。
おっと。長くなってしまったので、続きは明日へ。