空気の入れ替えのお話し②

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昨日から、空気の入れ替えについて
お話しスタートしています。

窓を大きく開け放って、空気の入れ替えをする。
できれば気持ちいいですよね。
(人に寄るかもしれませんが。。)

春とか秋であればできそうですが。。
夏や冬は、快適さが軽減するので、あまりしませんよね。。

さらに。
最近は、花粉症の方が多くなってきているので、
花粉の多い春先に、窓を開けるのは、より難しいかも。。

ということで。。
空気の入れ替えをするために窓を開けるって、
なかなかハードル高くなってるのが現状です。

お客様にお聞きすると、大多数は窓を開ける機会が
かなり少ないようです。(ゼロではないですが)

しかし。
昨日お話しした通り、建築の法律では、
24時間空気の入れ替えをするよう取り決めしています。

窓を開け放たない前提として、
どうやって空気を入れ替えしてるのか。

最近の家では、換気設備を導入して、
機械的に空気の入れ替えをしているんです。

いくつか方法があるんですけど、
よく採用される方法が、二つあります。

一つ目は。
空気を排出するところに機械を取り入れる方法。

トイレとかお風呂の換気扇って、空気を排出するため
なんですけど、結構な頻度で、ついていること多いですよね?

それを24時間つけっぱなしにして、常に排気します。

ただ。
排気ばかりしていると、部屋の空気はなくなってしまうので、
どこかから空気を入れていくことになります。

なので。
各居室に、外気を取り入れるために、孔を設けます。
孔といっても、見た目は塞がってます。
しかも、そこには機械はありません。

トイレや風呂から常に排気していくと、
各部屋にある孔から、自然と外気が入ってきます。

つまり。
常に、空気の入れ替えができていることになります。

それでいいんじゃない?
って声聞こえてきました。

あれ?
なにか不思議に思いませんでした??

トイレとか浴室の換気扇って、「ずっと」つけてます?

窓のない浴室であれば、ずっとつけてるかもしれませんね。
トイレは人によるかもしれませんね。

部屋に穴から入ってくるのって、外気ですよね?
夏は暑く、冬は寒い外気が入ってくるのでは??

なんだか不思議な感じしませんでした?

ということで。
長くなりましたので、続きは明日へ。