電気メーターボックスもしっかりと。

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昨日は、お湯を出す場所について
お話ししました。

給湯機から離れているところに
お湯を出したい場合は、少し工夫が必要ですよ。
そんなお話しでした。

今日は、そのつながりかと思いきや。
給排水とか給湯のお話しとはつながりなんですけど
電気で一つ伝え忘れていたことがあるので、
そのお話ししておきたいと思います。

電気の使用量を把握するために、
家の外壁には、電気のメーターが設置されます。

意識してみていないと、意外に見落としますが、
こんな感じのモノって、見た記憶ありません?

あぁ。それね、って。
言われると気が付くんじゃないでしょうか。

厳密には、電気メーターそのものではなくて、
このボックスの中に、メーターが入ってます。

そうそう。このボックス。
ご覧になって、見た目どう感じましたか?

ちなみに。
色は、クリームと鼠色くらいです。

グレーだったらまだしも、鼠色なんですよね。
配管の色っていったら伝わりますか?

もし、外観デザインにこだわったとして、
例えば、外壁をブラックで統一したとします。
そのどこかに、このボックスがつくとしたら。。

しかも。
検針が前提であれば、道路から見える位置としたら。。

すごく目立ちますよね。
見えないふりしたいけど、視界に入ってきますから。

それはそれで仕方ないということで、
できるだけ目立たない位置にすることくらいしか
できなかったんですけど、最近は違います。

一つ目は、そのボックスをしっかりデザインしたタイプが
出てきたことです。

パナソニックから、スマートデザインシリーズという名で、
販売されているんです。こちらご覧ください。

形はスッキリしているし、色も種類があるので、
外観の色合いに合わせてセレクト可能です。

でも。
これにしたいです!って言わないと、
昔ながらのボックスになりますから。。
ぜひ、指定してくださいね。

それと。
最近は、検針員がきて、検針するスタイルから、
スマートメーターといって、現地検針しない。
そんな形に変わってきています。

つまり。電気メーターボックスは、
道路から見えない場所でもよくなります。

これも、知らずに、何も指示しないと、
道路から見やすい場所=目立つ場所に設置となります。

知らないって。怖い。

ということで。電気メーターボックスのデザインと
取付箇所については、しっかり意図して決めてくださいね。

せっかくなので。
そんなところまで、しっかりこだわりましょう。