造り付けの家具ってどう?⑪(減額について③)
昨日は、造り付けの家具をつくるため、
どんな減額方法があるのかについて
いくつかご紹介しました。
大工さんの工事にする。
家具屋で買ってきて取り付ける。
そんなお話しでしたよね。
ちなみに。
一点補足しておきたいことがあります。
実は、いろいろ調べたりしていただくと、
家具工事を大工工事にすることで、
減額になりますよ!って内容を
よく見かけるのですが。。。
造作家具を大工さんが造る
という意味ではないので、ご注意くださいね。
類似した機能にはなりますが、
同じ見た目になるわけではないので。
言葉は一人歩きして、大工さんに
迷惑かけてしまうといけませんから。。
ここ数回を戻って読んでいただけると、
私の書いた意味。ご理解いただけるかなと、
思います。
さてさて。
今日は、造り付けの家具を減額する方法として
大工さん工事にするところまでいかず、
その間くらいの減額にする方法があります。
採用する素材を変える減額をしたとして、
メラミンにしたけど、さらに下げたい!
だけど、見た目はしっかり家具にしたい!
そんなニーズにはフィットするかもしれません。
例えばこちらをご覧ください。
リビング収納です。
壁付けになっているので、掃除しやすいですよね。
家具屋さんで購入してきた家具を壁付けに。
それを想定した強度になっていればいいのですが、
そうでもないと、取付って難しいんです。
そもそも、床に置くという想定でハコの材料なんかが
決まっているはずなので。
家具屋さんの家具で、壁付け想定でなければ、
脚付のタイプになります。
それはそれでいいんですけど。
テレビが壁掛けだから、収納も壁掛けに。。
そんなときにどうしたらいいのか。
先ほどの事例の家具の正体は。。
建材の主要メーカー(リクシル、パナソニック等)
から出されている半規格型の家具なんです。
ある程度、縛りがあって、自由効かない?
って思われるかもしれませんが。。
意外にも、組み合わせ次第で、いろいろできるんです。
例えばこちら。
リビング収納を壁面いっぱいに構成してますが
これは、半規格型なんですよ。
いろんなサイズを組み合わせたり、
引き出しや開き戸を組み合わせたり、
面材もいろいろと種類があるんです。
ちなみに。
リビング収納だけじゃなくて、脱衣収納とか
ダイニング収納とか、いろいろつくれますよ!
ほんと。工夫次第です。
造作家具を考えれば、すごい減額ですから。
(とはいえ、家具なのでそこそこ金額はしますが)
ご興味ある方は、ぜひ各メーカーサイトを
ご覧くださいね。