カッコいいデザインできますか?①

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日まで、造作家具の話が続いていました。

興味を持っている方多いみたいですね。

素材や種類、アイデアなんかをお話ししたので、
これから造作家具を考えようとしている方の
参考になればいいなと思います。

今日は、少し気分を変えたお話しです。

昨年末にお会いしたご夫婦との面談の一部を
ご紹介したいと思います。
(掲載については、御本人にも了解済です)

このご夫婦。
土地探しから家づくりを考えています。

手始めに。
住宅展示場に行かれたそうです。

某ハウスメーカーを見学した際、
話の流れで、要望エリアの候補地に
プランを提案してくれるということで
してもらったそうですが。。

あまりピンと来なかったご様子。

土地はイマイチだったことと、
外観デザインが好みでなかったみたい。

土地は、かなり高級な住宅街エリアがご希望で
表に出てくる土地では見つからなそう。
それはさておき。。

ハウスメーカーがイマイチだったので、
ネットでいろいろ調べていったところ、
とある工務店を発見。

「美しさ」を追求している工務店らしく、
サイトもインスタもかなりかっこいい雰囲気。

そこならいい話ができるのではないか?
ということで、訪ねていきました。

最初は、若い方が対応してくれて、
これまでに事例を見せてくれてました。

少し時間が経過したら。。
工務店の社長が奥から出てきたそうです。

細かくお聞きしなかったのですが、
作業着ではなくて、おしゃれな恰好だったみたい。

そこからは、社長が勢いよく話を進めていきます。

工務店=デザインがイマイチ
と感じさせない設計を心掛けていること。

大事にしているのは「美しさ」で
それを実現するために、細かなところまで
こだわっていること。

美しさについての説明は抽象的な内容でなくて、
その会社の事例と似たような他社の事例を
並べながら、説明してくれたそうです。

いくつかの部分を切り取って、比較して、
どこをどうすると美しくなるのか。
そんなお話しだったようです。

そのうちの一つ。
軒先の見せ方について、お話ししますね。

その工務店の家って、軒が出ている事例が多く
そこには、かなりこだわっているみたい。

その社長がいう「美しさ」とは。
長くなってしまったので、明日に続きます。