外構のお話し(タイル②)⑭
昨日は、外構に床に使う素材として
タイルのお話をしました。
ほんと。いろんなデザインや大きさが
あるので、迷っちゃいますよ(笑)
それはさておき。
昨日は、外構の床として大事な機能、
滑りにくさについてお話しました。
見た目がいいからなんとなく。。
ということでもないので。
サンプルで体感してから、決めてください。
さて。
今日は、タイルのお話続きです。
タイルを選定する時のポイントですよね。
三つ目のポイントは、その大きさです。
室内の小さな空間であれば、小さなタイルでも
いいのですが、外構であまり小さなタイルだと
目がチカチカするかも(笑)
なので。
ある程度の大きさにした方がよいですね。
絶対ではないのですが。
目安としては、30cm角スタートでしょうか。
理由は、玄関にタイルを張る時に、
それくらいのスケール感でないと、
見た目もさることながら、材料のロスが
多いからです。
そこからつながるアプローチであれば、
同じくらいのタイルが連続する方が
スッキリするかなと思います。
ちなみに。
あまり広くない範囲に、大きなタイルを張ると、
材料のロス以外にも。。
雨等をスムーズに流すため、
床に勾配を付けることになります。
一方向に流れるのであればよいのですが、
少しでも複雑に流す場合で、大きなタイルだと、
対応ができないですね。
タイルを折り曲げたりできませんから(笑)
ただ。
ある一定の大きさがある場合には、
そのスケール感に合わせた大きさにしないと、
30cmでも、ゴチャっとした感じに見えることも。
どれくらいのスケール感がいいのか。
わからないのであれば、設計士さんに相談したり、
ご近所で敷地の大きさが近い家の外構を
サラッと見学してチェックしてみるといいですよ。
四つ目のポイント。
タイルの厚みですね。
タイルって、よくある厚みって、1cmほど。
大きさに寄らず、それくらいの厚みです。
もし、そのタイルを駐車場に使ったりすると、
下地にコンクリートがあっても、割れることも。。
なので。
車の荷重を想定した厚みのあるタイルを
選定することが大事ですね。
通常より、倍以上の厚みが多いですね。
ただ。
そのタイルの種類が、圧倒的に少ないので、
タイルを採用するかどうか、迷ってしまうかも。
そんな時には。。
ということで、明日に続きます。