外構のお話し(レンガとかいろいろ)⑰

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は外構の床に使う天然石についてでした。

とても高級感があって、魅力的。
細かいモノだけでなく、自由なカタチだったり
方形だったり、いろいろあるんですよ。

そんなお話しでした。

これまでにご紹介した床の素材。
割とよく使われています。

もしかして、ご近所を散策すると、
アチコチで見かけることできるかなと思います。

今日は、お話しした以外の床材について
お話ししておこうと思います。

まず最初は、レンガです。

そんなにレアな素材じゃないでしょう?
って思われた方が多いかも。

レンガ自体は、外壁とか門柱や塀に
使われることって、よくあります。

でも。
床に使うとなると、意外にも多くないんです。

というのも。。
レンガをアプローチとか駐車場なんかに
敷き詰めることを想像してみてください。

見た目はすごく素敵なんですけど。。
かなりな数量を敷き詰めないといけません。。

しかも。
地面の上にそのまま敷き詰めると。。
沈んでしまうこともありますよね。

なので。
下地をしっかりと構成しないといけません。

つまりは、かなり費用が掛かるんですよね。
どうしても!というこだわりであればよいです。

ただ。なんとなくいいなって感覚だと、
費用見て、結構ビックリしてしまうかも。

ただ。レンガの色むら感とか、質感は、
やっぱり美しいですし、経年の変化も楽しい。

予算とのバランスにはなりますが、
考えてみてもよいかもしれませんね。

もう一つは、枕木です。

石とかタイルとか、コンクリートって、
実際もそうですが、かなり硬いイメージ。

そんな中で、優しい雰囲気がほしい!
ということであれば、枕木は一つの選択肢ですね。

もともと、地面に埋めて使う素材なので、
劣化のことも含めて、安心ですよね。

庭先の通路として、飛び石みたいに
採用するのもよいですし、
敷き詰めてしまうのも一つでしょうね。

ただ、敷き詰めるのは結構大変なので、
DIYより外構屋さんに依頼する方がよいかも。

そうそう。
枕木って、一本一本の精度がよくないので、
タイルみたいにフラットに仕上げるのって
とても難しいです。

なので。
多少の凹凸が出てしまってもいいかな
という人でないと難しいと思いますので、
ご注意くださいね。

下手すると躓きますから。

細かく分けると、もっといろんな素材が
あるのですが、床のお話しはここまでです。