夢のマイホームと言いますが、暮らしを置き去りにしない夢の価値を考える住まいとなるように、住宅設計から考える間取りと暮らしの「本質」を丁寧に。
夢のマイホームといいますが、
皆さんは家を建てるとき
何を一番重視しますか?
私は、まず住まい手さんの話を
じっくり聞くことから
始めます。
では、
どんな事を聞くのか?。
それは過去、
どんな事に困っていたのか?
現在、
まだ困っている事、
大切にしている事、
これだけは絶対に譲れない事は
何なのか?
未来は
どのようになれば
家造りに成功したと
思えるのか?。
暮らしについて
見えている事と見えていない事は何なのか?。
これらの事を、
住まい手さんが明確にイメージ出来たならば、
家造りは最適解へ向かうと思います。
これを僕は「住まい手目線」と呼んでいます。
これに対して、
ほとんどの家造りでは、
間取り・設備・耐震・外観・断熱・予算に
重点を置いて話を進めてしまうために、
住まい手さんも
その観点でしか家を考える事が
出来なくなってしまいます。
勿論、間取りや設備等も本当に重要なのですが
軸をどこに趣を置くのか?
という事です。
確かにこのように進めていけば、
一見大きな失敗もなく、
効率よく話が
流れていくように見えますが、
軸となる部分が抜けているため、
住まい手さんにしてみれば
家は新しくなったが
何か足りない
という状態になってしまうのです。
と・・・言いましても、
僕も設計事務所に勤めていた
勤務建築士時代は
住まい手目線では
ありませんでした。
しかし、
実際にもう25年以上前の事ですが
自邸の建築時に
自身で設計監理しつつも
いろいろな失敗や苦労を重ね、
またその後、
建築家として独立し
その経験を重ね、
住まい手の皆さんと
お話しをしていくうちに
徐々に気付かされていきました。
家は単なる器ではありません。
そこに家族が生活し、
共に人生を歩んでいく、
かけがえのない
大切な場所なのです。
であれば、
当然そこに「暮らしの思い」が無ければ
成功するはずがありません。
よく、
「大切なものは目に見えない」といいますが、
是非、あなたの思いをお聞かせください。
カタチある「思い」が住まいとなるように。
暮らし方から間取りを考える
住まいづくりを丁寧に。
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