外構のお話し(ガレージ③)㉗
外構のお話しって。
ほんといろいろありますね。
なんとなくで進めてしまいそうですが、
家の見え方や使い勝手に大きく影響するので、
しっかりこだわって計画しておきましょう。
昨日、独立したガレージについて
いろんなタイプをご紹介しました。
ビルトインガレージを断念しても、
諦めきれない人の対応策のお話しでした。
こだわりと予算とのバランスを見ながら、
最適な方法を選定してくださいね。
今日は、その続き。
コストを抑えつつ、見た目をよくしたい。
それって、みなが思うことですよね、きっと。
その実現方法について、いくつか
お話ししておこうと思います。
一つ目。
機能的にしっかりしているイマバガレージを
ベースにして組み立てます。
なんとなく思いつきそうなのって、
鼠色の外壁を塗装してしまうアイデア。
色が違うだけで、全然印象違います。
とはいいつつ。
新品に仕上がっている外壁に塗装をする
って結構勇気いりますね。
それに。
壁に少しついている凹凸までは
変更できないし、カタチ変わらないので、
どこまでいっても既製品っぽさは残ります。
二つ目。
同じく、イナバガレージは使います。
機能はしっかりしていますよね。
そのガレージの外壁を下地に、
家の外壁等を採用するという方法です。
イナバガレージに外壁の下地を設置するので
厳密には、穴が開いてしまいますが、
その上を外壁で仕上げるので、
雨仕舞は悪くありません。
そうすると。
本体の外壁と統一感がでるので、
ビルトインガレージをつくったような
錯覚に陥ると思います(笑)
すごくいい方法なのですが、
ポイントになるのは、外壁と屋根との
取り合い部分です。
雨が入らないよう工夫するか、
雨が入っても、排出できるようにするか。
しっかり考えておきたいところです。
実際に、採用された方はいますが、
かなりいい感じで仕上がっています。
三つ目。
ガレージを思い切って、カーポートにして
そのカーポート周りを目隠しの塀と
シャッターで囲ってしまう方法。
ガレージがカーポートになって割安になりますが
周りの壁をつくる分がプラスになるので、
大幅はコストダウンに直結しないです。
ただ。
見え方は、かなりよいかなと思います。
そうなんです。
カッコいいガレージをオーダーで造る以外に
既製品を取り入れながら、統一感を持たせる。
そんなこともできますね。
明日は、カーポートのお話しです。