こだわりたいけど。高くなるから。②
昨日から、小休止なお話しをしています。
家づくりに対するこだわりがあるのに、
高くなるという理由で遠慮してしまう。
それが「もったいない!」とお伝えする
理由についてお話ししていました。
その一つとして。
金額が正確にわからないのに遠慮するって
もったいないですとのこと。
今日は、その理由の続きをお話ししていきます。
もう一つの理由は。。
仮にこだわりに対する費用がおおよそわかったとして、
ほんとに、それが「高い」のか。
家づくりで出てくる費用って、
普通に何かを買い物するのとは違う価格帯になります。
例えば。
キッチンって、百万単位だったりします。
百万単位っていうと、車が近いでしょうか。
だからといって、車を買う時の金銭感覚で
話をしていくと、キッチンが設置できないかも。。
あの車でいくらだから、キッチンにこんな金額は。。
なんか変な感じしませんか?
そうではなくて。
このキッチンで実現できる価値にこだわりを
感じていて、それにこれだけの費用が必要なら、
費用対効果から考えて、ありではないですか?
もちろん、すべてをイケイケで採用したらいい
ということでもなくて、どこかでバランスを
調整することは大事ですけど、最初から遠慮する
内容ではないので、「もったいない」と思います。
それともう一つ。
こだわりの内容による部分はあるのですが、
そのこだわりを実現する方法って、一つじゃないかも
しれません。
例えば。
全館空調を取り入れて、快適に暮らしたい!
としましょう。
その場合、全館空調を導入したい!という要望で、
それがこだわりになっていきます。
でも。
よく考えてみてください。
求めているのって、全館空調ではなくて、
快適に暮らすことじゃないですか?
そもそも、その人にとっての快適さによりますが、
全館空調はそれを実現するための一つの方法です。
もしかすると。
断熱気密性能をかなり高くすることで、
外気の影響を受けにくくして、温度ムラのない
家を実現するのも一つの方法なんだと思います。
特に、冬場の窓からの冷気を抑えたいのであれば、
窓のスペックアップをすることで、快適が
手に入るかもしれませんから。
そもそも窓を最小限にするのも一つかも。
こだわりの真意が伝われば、他のアイデアを
ご提案できるかもしれません。
だから、「もったいない」って思います。
なので。
最初から、勝手に遠慮してしまわず、
まずは、こだわりとして、すべてを伝える。
そんなスタンスがよいと思っています。
他は知りませんが、私はそうしていただいてます。
せっかくの家づくりですから!