暮らしを考える立場で建築に携わる日常に思う事も色々とありますが、今朝のとある談笑の中でいろいろな気付きも、とある経営者さんとのアイスブレイク中の真意。
理系・文系と分ける関係なく
普段建築という仕事で接している中で
思う事も沢山あります。
図面を描くという仕事ではなくて
人と接して「ないもの」と「関係性」を
つくりあげる中で
大切だと意識している人間力。
今朝はとある経営者さんと
お話しをする機会があり
談笑の中で
そのような話しも出たので
少し・・・・・。
僕の身の回りにいる人達もそうですが
活躍する人の要因は
多岐にわたりますが、
その中の1つに「人間力」が
あると思います。
ビジネスの様々な場面において
人間力が必要になる理由があります。
それは経済のグローバル化や
社会情勢が
複雑に変化していく時代を
対応していかなくては
ならないからです。
近年では、
デジタル化や
IT化のスピードが年々加速し、
仕事における状況も
変化しています。
法律や制度、
建築や環境の在り方も変化する時間が
今まで以上に早くなり
加えて人との繋がる力も重要で、
多くの人とのつながりをもち、
良好な対人関係を築きながら、
ともに課題を解決し
乗り越えていく必要があります。
そのためにも、
人の多様性を認め、
互いの個性を生かしながら
困難や課題に挑戦していく力が
求められるのだと思います。
人間力と聞いたときに
「確かに大事そうだな」と
思っていても
具体的に何かと問われると
困る方も多いと思います。
人間力の具体的な構成する
要素はなんなのか?。
知的能力的要素。
基礎学力や仕事での専門的知識、
論理的思考、創造力など
社会性・対人関係力。
コミュニケーションスキルや
リーダーシップ、
他者を尊重し切磋琢磨しながら
お互いを高め合う相互啓発力など。
自己制御的要素。
意欲や忍耐力、
自分らしい生き方、
目標達成のために
取り組んでいく力など。
では人間力が高い人には
どんな特徴があるのか?。
それは自分の強みも弱みも
よく知ってることです。
どんな人間だって
まったくネガティブな
感情を抱くことのない人間など
いないと思います。
人間力のある人は、
自分の中に生じる
嫉妬心や劣等感、
エゴなどのネガティブな感情を
否定も肯定もすることなく
認めています。
そうした負の感情を抱く
自分の弱さを含めて、
自分というものを
しっかりと理解しています。
ほかにも自己を肯定する
自分の軸を持っているという
所があります。
自己肯定感という言葉を
耳にしたこともあると思いますが、
他者と比較することなく、
ありのままの自分を
肯定するということです。
人間力のある人は、
自分に対して「自信」を
必ず持っています。
その自信は、「〇〇ができる」といった
能力面に限らず、
「自分は誰よりも努力をしてきた」
「逆境を乗り越えてきた」などの
過去の経験からも
持つことが出来ます。
当然、
人間力を高めていくためには
一朝一夕の努力では
不十分なので、
継続的な努力が大切になります。
学ぶ姿勢を忘れない。
忙しい業務の中でも、
意識一つで
学びを深めることは出来ます。
分からないことがあれば
その都度調べる。
さらに得た知識を
人に伝えることによって、
より定着させることが
出来るものです。
インプットとアウトプットを繰り返し、
自らをアップデートしていくことは
大切だと思います。
人とのつながりを大切にする。
仕事の仲間を大切にし、
毎日コミュニケーションを
心掛けることです。
困っている人がいたら、
自分から積極的に
声をかけてサポートをして、
プロジェクトで初めて関わる人とも
積極的に交流する事で、
自身の領域も
質よく広がると思います。
僕自身の建築という仕事でもそうですが
毎回同じ人たちと
接しているのではなくて
プロジェクトに関して
それぞれ別チームをその都度組んで
建築に携わっています。
得意分野不得意分野も
含めて
人とのつながりは
自然に広がっていきます。
発想の転換を意識する。
ストレスを抱えた状態では、
柔軟な発想は湧きません。
悲観的な考え方に
なっていると感じたら、
まずは深呼吸。
思い切って
発想を転換させることで、
頭が柔軟になり、
多角的に物事を
みられるようになります。
こうした日々のちょっとした
心がけを継続することで
人間力は磨かれていくと
思います。
どんな人でも
人間力を限界まで
高めることは難しいことです。
だからこそ
日々どうやって積み重ねて
継続していくのかを考
えることが重要かと・・・・・。
人間力が向上すれば、
仕事のやりがいや充実感も高まり、
たくさんの人と
協力しながら
仕事を進めていけるはずです。
今よりもモチベーションが上り、
日々の生活も仕事も
色々な気付きも生まれて
何気ない事柄でも
有難さを実感できるように
なるのでは?。
暮らしを考える立場から
今朝とある大手経営者さんと
談笑中に思ったところを
少し書いてみました。
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