地震でも安心な家づくりのこと⑧

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昨日は、耐震等級について
お話ししましたよね。

同じ等級でも、検討方法が違うと、
頑丈さという意味では、優越がありますよ。

そんなお話しでした。

耐震等級3がいい!

どこかのなにかで見ただけで、
表面的にそれを伝えても、内容の伴った
構造になるかわかりませんので
しっかり予備知識を入れておくといいですよ。

それはさておき。

今日は、耐震等級が話題になったときに、
よく聞かれる内容について、お話ししておきます。

実は。
つくり手が、お客様に耐震等級のお話しをする際、
こんないい方をされることがあります。

「うちは、耐震等級3相当でつくっています」

何か気になりませんでしたか?

改めて見返してみると。。
「相当」って言ってますよね。

「相当」って何を意味してるんだろう??
って思いますよね。

これ。
耐震等級3と同じ「くらい」にしてます。
ということを意味してるんですよね。

「くらい」??って何ですか?

そう思いますよね。

実は。。
耐震等級が検討したプロセスと結果について
第三者のチェックを受けていないことを意味します。

第三者のチェック→お墨付きをもらうためには、
その計算書を第三者機関に申請する必要があります。

いろんな方法はあるのですが。。
何かっていうと、費用をかかるんですよね。

その申請費用をかけてまで、耐震3であることを
第三者に証明してもらう必要ってあるんですか??

実際、検討してあって、その内容でできてるんだから
第三者のお墨付きはないけど、実質耐震3になるんです。

そんな内容なんです。

第三者のお墨付きがない=「相当」と言っているわけです。

ちなみに。
第三者に証明されると、地震保険が軽減されたり
その他の税制優遇が受けれることがあったり。
メリットもあるんですよね。

とはいえ。それだけでもないんですよね。

検討するプロセスで、ヒューマンエラーがない
とも言い切れないと思うんです。

第三者がチェックすると、それがクリアになりますから。
より安心ですよね。

なので。
「相当」にするくらいなら、費用かけてでも、
相当でなくする方をオススメします。

明日。もう少し、お話し続きます。