「大人」リノベーションのお話し①

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日までは、リビング周りの収納について
いろいろとお話ししてきました。

ただ漠然と、テレビボードを設置する。
っていうのも違う気がしていて
今後の暮らし方に合わせて考えた方がよいですよ。
そんなお話しでした。

次はダイニングの収納でしょう?
って思ったかもしれませんが(笑)
全然違うお話しをしていきます。

このところ。
もともと暮らしていた家のリノベーション
についてのご相談が増えてきています。

「もともと暮らしていた」
というフレーズから、なんとなく予感したかも
しれませんが。。

そう。相談される方は、50歳から60歳くらいまでの
「大人な」ご夫婦なんです。

私はその世代じゃないから関係ない話かな。
って思われた、そこのあなた!

実はそうでもなくて、関係する内容も多いので、
20-40代の方も、目を通していただけると参考になると
思いますので、ご興味あればご覧くださいね。

「大人」なご夫婦からご相談いただく際に、
リノベーションを考えるきっかけは共通していること
が大きくふたつあります。

相談される方は、家を建ててから20-25年ほど経過していて、
キッチンのコンロとか食洗機、ユニットバスなんかが
そろそろ限界が来ていて、取り替えたい。

そう。
最低でもリフォームはした方がよさそうと思っています。

それと。
子供たちが、就職したり、結婚したりして独り立ち。

家族みなで暮らすための家として活躍してきたけど、
これからは、夫婦二人で暮らすことになるので、
老後も視野に入れたカタチにしていきたい。

これだけではないのですが、共通しているのは、
この二つでしょうか。

特に、前者は、いつ機器の限界がくるのかわからないので
早くに何とかしたいと思われるそうです。

では。
そう思われたご夫婦は、どんなアクションをされるのか。

新聞を取られている方は、リフォームのチラシを
ご覧になります。

チラシを見ながら、これくらいの費用でできそうなんだ
って、なんとなくな相場観を把握します。

ただし。
チラシの価格って、所詮広告ですから、
相場観にはならないんですけどね。。

それ以外には。
家電量販店のリフォームコーナーへ行ったりします。

トイレとかキッチンの実物が置いてあるので、
一気にイメージが広がっていきます。

そこで、いろいろ話を聞いているうちに、
現地調査と見積もりが無料ということで、
見積りまでをお願いすることになります。

その結果どうかというと。。
長くなってしまったので、明日に続きます。