どんなキッチンがいいの?⑦

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昨日は、キッチンのカタチとして、
シンクとコンロが分離されたⅡ型の
キッチンについてお話ししました。

どんな使い方をしたいのか。
それしだいで、Ⅱ型が最適な方も
いると思います。

なんとなく、I型ではなく、
将来の暮らしを想像しながら、
いろいろ比較検討してみてください。

さて。
今日からは、違う視点から
キッチンのお話ししていきますね。

最近主流になっている対面キッチン。

キッチン上には吊戸がなくて、
リビングやダイニングとオープンな
感じでつながるカタチが多いです。

今日は、まずこのつながり方について
お話ししていきます。

対面キッチンの中でも、すごく人気なのは、
こちらですね。

そう。
キッチンの天板がそのままLDに向かって
伸びている、フラット対面型です。

キッチンの上だけでなくて、
天板までフラットでつながるので、
開放感は抜群にありますよね。

リビングやダイニングからの見た目も
スッキリしていて素敵です。

さらに。
天板の奥行が広がるわけなので、
調理するときに、広々使えますよね。

それに、盛り付けした料理を
持ち上げることなく、スムーズに
ダイニング側へ移動できるので、
配膳するとき、とても楽なんだと思います。

見た目はスッキリしてるし、
使い勝手もよさそう。

とはいいつつも、気になる点もあります。

一つ目は、見え過ぎることです。

見え過ぎる???
って思ったかもしれませんね(笑)

キッチンからの眺めじゃないですよ。
リビングやダイニングからの視点です。

子供が調理している親をしっかり見れることは
いいんですけど。。

来客の時を想像してみましょう。

シンク周りって、意外にも、いろんなモノが
溢れていませんか?

それらの合理的な収納場所であればいいですが、
シンク周りに出ていた方が使いやすいと、
ついつい置いてしまいます。

そうすると。
来客の時に、全部見えていますよね。

来客は少ないからいいんです。
っておっしゃるかもしれません。

では。気にする必要ないと思いますか?

長くなったので、明日に続きます。