家づくり資金のバランスって大事③
昨日は、土地を購入済で、これから
家づくりを考えているご夫婦から
お聞きした話をしています。
他の会社が作成した資金計画書を見て。。
昨日は、ビックリした内容について
お話ししましたよね。
今日は、それを拝見して、私が御夫婦に
どういうことをお伝えしたのか。
それをお話ししていきます。
御夫婦から聞かれた質問とか気になること
に対して、返答した後、私からの問いかけが
資金についてなので少し面を食らってました。
きっと。
設計士として家のデザインとか間取について、
何か言ってくれると思ったでしょうから。
「家づくりの予算はどれくらいですか?」
「○○○万円です。資金計画通りですよ」
「何か不思議に思ったりしませんでしたか?」
一呼吸置いてから、御夫婦は私に
問いかけます。
「なにか気になることありますか?」
この資金計画を提示した会社であれば、
予算の範囲内で家が建つと思っていました。
もちろん。
その会社ではないので、想像の範囲ですが、
その資金計画で想定されている金額では、
家が建たないかもしれない。
建てるにしても、つくり手が決めた仕様の
建売住宅みたいな家ですよと。
そもそも、設計士に話を聞いてみたい!
って思っているということは、
御夫婦こだわりの注文住宅を建てたい。
そう思っているんだろうと思います。
でも。こだわりと盛り込んでいったら。。
当初想定の金額には納まらず、
資金計画が一気に破綻します。
なので。
家づくりのご予算をお聞きしました。
「設計士さんにお願いするから
予算合わないんですか?」
すごくいい問いかけをいただきましたね(笑)
それに対しては、坪単価の曖昧さとか
工務店だから安いわけでもないとか、
設計士だから高いわけでもないとか
一通りお話しました。
(詳しいはまた別の機会で)
その後、御夫婦がどんなこだわりを
持っているのかを、ざっとお聞きして、
もし、それを実現するのであれば。。
やはり資金計画通りは難しそう。
ということで。
もう少し増資を考えた方がよいのでは?
ということで、独立系のFPをご紹介して
資金相談をオススメしました。
この方。
現在、資金相談中です。
もし、土地を取得する前にお会いしてたら、
土地の費用をマイナス1500万円ほどを
上限に探していたと思います。
建物は仕様を抑えたり、規模を縮小すれば
ある程度金額を調整できますが、
土地はそれができません。。
なので。
総資金から割り出した土地を上限額内で
土地探しをすることがすごく重要だと
思っています。