奥様スペースってどうする?②

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日から、男の書斎ならぬ、
奥様スペースについてのお話し。

奥様が、自分の時間を過ごす。
そういう場所があってもいいんじゃない?
そんなお話しでした。

今日は。
とある奥様が実現されたスペースについて
いくつかご紹介していこうと思います。

まず最初は、こちら。

奥様がお気に入りのチェアに座ってます。
記念写真撮影なので、見えていますが、
引き戸がついてるので、閉じこもれる
ようになっています。

正面壁には、造り付けのカウンターと
その上には数段の固定棚。

カウンターと固定棚の間の壁には、
お気に入りのタイルを張り込んでます。

このスペース。
広さは、畳一枚分もなくて、
どちらかといえば、窮屈な感じ。

でも。その広さで十分だし、
そのコンパクトな感じが、心地よいそうです。

あまり広くて、モノが置けるより、
佇むのに、最小限で、モノがあまり置けない
くらいがちょうどいいと感じたそうです。

ただ。
完全に壁で囲われた感じも気になるので、
小さいながらも、窓を取り付けています。

このスペースで、何をするのか。

スマホでSNSを楽しむだけでなく、
本を読んだり、書き物したり、
それこそ、化粧をされたりもするそうです。

ちょっとしたスペースではありますが、
かなり有意義に使っていますよ。

そうそう。
このスペースは、家のどの辺にあるのか
というと。。

キッチンから、水回りから、すごく近い。
つまり、家事動線のど真ん中にあるんですよね。

このスペースで、家事はしないのですが、
いろんな家事をしている途中で、
ちょっと腰掛けて休憩しようかなという
タイミングでも、すごく重宝するそうです。

リビングとか、ダイニングとか。
パブリックな場所で、寛ぐのもいいのですが、
自分だけの居場所で、自分を愉しむ。
そんな空間があってもいいのかなと思います。

明日は、もう一つ、違うタイプの奥様スペースを
ご紹介しようと思います。

お楽しみに!