ご主人スペースをどうする?②

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日から、ご主人のプライベートスペース
についてお話ししています。

仕事をするという名目で書斎をつくる
それも一つの形なんですが、
最近はオンラインゲームを目的とした閉じた空間
としてつくることも増えてきてます。

窓はない方がいいし、音漏れしないよう
工夫したりする方もいますよ。
そんなお話しでした。

今日はその続きです。

ここ最近、ご主人からよくお聞きする趣味の一つに
筋トレがあります。

かなり気合い入った筋肉をお持ちです(笑)

家を建てる前までは、
パーソナルではないものの、ジムに通ったりしてる
なんて方が多いかもしれません。

もしそうであれば。
自分だけの場所ができるとなったら
せめてダンベルで筋トレできる広さはほしい
なんて要望があってもおかしくないですよね。

腕を広げたいということであれば、
少なくとも長手は1.82mは必要です。

ただ。
1.82mあっても、本棚とかが出っ張ってたら
引っ掛かるのでいけませんよね。

こういう場合は。
図面上でなく、実際に手を広げて採寸してください。

その有効幅を確保するといいですよね。

腕を広げるだけの幅が取れない場合には
懸垂のためのバーを設置する方もいますね。

そうそう。
懸垂バーを取り付けるのであれば、下地がいるので、
設計当初からどこに取り付けるか決めておきましょう。

いやいや。
それでは、満足に筋トレできない!
という方の場合はどうでしょう。

無駄に広くしても、その分、他を圧迫しますから。

どんな筋トレするかによって違いますが、
機材を購入して設置した事例を紹介しておきます。

こちらご覧ください。

機材は、お客様がネット購入設置したものです。

この機材であれば、このお客様が求める筋トレは
できるそうです。

この部屋の広さは4.5帖。
もっと大きな機材がほしいなら、6帖でしょうし、
同じくらいなら、4.5帖でいいはず。

広さの目安になるといいですね。

それと。
せっかくなので、この部屋のポイントについて。

一つ目は床の仕上げ。

跳び跳ねてダンスをするわけでないので
体育館用の床材ではなくて、
汗かいても気にならないビニル素材にしてます。

汗が落ちても、物理的に浸透しないですし、
ササッと掃除できるので便利ですよ。

壁の鏡張りは必須でしょうね。

それに、ハイサイド窓にすることで
視線はカットしながら、たっぷりと光をいれてます。

昼間であれば、気持ちよくトレーニングできそうですよね。

ここまでしっかり確保するかは
ご夫婦で相談して決めてくださいね。

長くなったので、明日に続きます。