ご主人スペースをどうする?⑧

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、ご主人のスペースとして、
主寝室の一角を利用した書斎について
ご紹介しました。

夫婦のスペースの中なので、
独立した使い方ができそうなのですが
就寝する側のことを配慮しないと、
あとで困ったことになりますよ。

そんなお話しでした。

今日は、ご主人スペースについて
最後のお話しです。

まずは、こちらをご覧ください。

壁や天井を木で仕上げています。
木目はとっても上品で美しい。

この木材は、桐なんです。
そう。
あの桐たんすの桐ですね。

桐っていうと、吸湿効果が高くて、
湿度の高い梅雨時期でも、カラッとします。

見た目に優しい雰囲気ですし、
カラッとした空気感になるのって、
とっても魅力的ですよね。

その壁には、可動棚が設置できるよう
棚柱が埋め込まれているので、
収納するモノに合わせて高さを調整して
壁面を有効に使ってます。

それと。
床をご覧ください。

紺色の床は、和紙でできた畳なんですよね。

なんとなくですが。
書斎で仕事っていうと、普通にチェアを
想像しそうなのですが。。

畳敷にして、床に座るというカタチも
魅力的じゃないですか?

このスタイルであれば。。
何か作業をしていて、ちょっと休憩しよう
って思った時に、そのまま横になれますよ。

さらに言えば。
横になったまま、そこで、うたた寝する
なんてシーンも想像できます。

椅子では、そういうゆったりした使い方は
できませんので。

それと。

こういう小さなスペースに対して、
エアコンってどうする?って思いませんか?

こちらの家では、全館空調を導入していて、
この部屋にも緩やかに流し込むことで、
快適さを実現しています。

書斎で快適に過ごす。

すごく贅沢なのですが、みなさんいかがですか?

いろいろ妄想してみてくださいね。