家でピアノを愉しむには?③
昨日は、ピアノを置くとなると。。
その重さに床が耐えうるのか?
という、ふとした懸念について、
お話しました。
特に。
2階建ての2階に設置する場合は、
注意が必要で、設計者に確認することを
オススメしました。
ちょっとした重さですが、家に影響
与えますから。
そんなお話でしたよね。
今日は、別のことについて
お話していきます。
ピアノを購入したとして、置く場所を決めます。
パブリックなLDKとしましょうか。
そこで考えないといけないのは、
道路から、そのLDKへの搬入ルートです。
当然ですよね。
南側に道路があって、リビングが南で、
大きな掃き出し窓があれば問題ないですよね。
でも。
北側に道路がある、街中の狭小地の場合、
リビングが2階になっていて、北側の道路に面して
大きな窓を付けることって、あまりないかもしれません。
そんな時、玄関から階段を経由してリビングへ搬入
ってなると、かなり大変ですし、3階建てだと、
入らないかもしれません。
なので。
計画段階から、どのルートでピアノを搬入するか
を考えておくことって、すごく大事。
さらに。
搬入だけできればよいのではなくて、
将来不要になったときの搬出ルートも考えておきましょう。
なんだ。そんなこと?
って思ったかもしれませんが、計画時に考えていなくて
出来上がってから搬入が厳しい。。
なんてことも、起こりがちですから。
将来、ピアノを置く予定が少しでもある場合は、
計画段階から、設計士さんと相談しながら設計を
進めていきましょう。
家にピアノを置く場合、すごく大事なことが
もう一つありますよね?
何だと思いますか???
なんとなく、想像つきますよね?
そう。
音のことです。
最近の家は、気密がいいから、大丈夫では?
そんな声もよく耳にします。
もちろん。
昔ながらの、気密の低い家の場合は、
隙間から音が外に、漏れ出てしまいます。
なので。
気密が高いと、その漏れること自体は、
少なくなります。
ただ。
それだけでは、なかなか難しいかもしれません。
このお話、すごく重要なので、明日に続きます。