主寝室にこだわってみる?⑥

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昨日は、寝室で夜の時間を寛ぐために
重要な役割を担う、照明について、
いろいろお話しました。

人によっては、寝室で長い時間を過ごす
なんてこともあるので、照明のことは、
しっかり考えて下さい。

そんなお話でした。

今日は、光という意味では同じですが、
少し違うお話です。

想像付きましたよね、きっと。

そう。
窓のお話です。

今お住まいの家の寝室には、
どんな窓がついてますか?

バルコニーがあれば、床付近まである、
大きな引違い窓。

なければ、腰くらいの高さから上にある
引違い窓くらいでしょうか。

突然うかがいます。
その窓。必要ですか?

えぇぇ!?って思ったかもしれませんが、
その一方で・・

いらないかもしれない。
なんて自分もいたりしませんか?

特に、アパートやマンションの場合って、
寝室の窓は共用廊下に面していることが
多いので、不用意に開けにくいですし、
下手すると、カーテン閉めっぱなしの方も
いるのではないでしょうか?

いやいや。
戸建ての家になれば、プライバシーは
気にならないので、あった方がいいです。
もちろん、それも一つの考え方です。

朝、光を感じながら、起床したい!!
という方であれば、その通り。

ただ、夏の朝って、明るくなる時間が早いので、
早く眼が覚めすぎちゃうということで、
遮光のカーテンを付ける方が多いです。

あれ?そう考えるとほんと、窓っている??

以前、夜勤で仕事もされているお客様から、
一年点検の時に、お聞きしたことなのですが。。

窓は最小限にしたものの、いつもカーテンを
しめているので、窓なくてよかったかも。。
なんてお話されていました。

いやいや。窓って、光だけでなくて、風通しも
大事だから、いるでしょうって思うかもしれません。

その方、窓自体開閉したことは一度もなかったみたい。

しっかり換気計画がしてあれば、換気はできるはず
なので、窓を開けてまでは換気しないかもしれません。

夏に窓あければ暑いし、冬窓開ければ寒いですから。。

ここまでくると、窓なくてもいいんじゃない?
って思う方もいるのですが、法的には必要なんですよね。

そんな時は、いくつかやり方ありますが、シンプルなのは、
法律をクリアする最小限の面積のシャッター付きの窓。

シャッター閉めっぱなしにすれば、光をきにしなくて
いいですから。

もっといろんなやり方ありますが、ぜひ設計士さんに
相談してみてくださいね。

長くなりましたが、寝室の窓のお話はここまでです。